インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

京大・鎌田流 知的生産な生き方―ロールモデルを求めて

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 東洋経済新報社
Amazon.co.jpで確認
文系の人もこの本を読むと理系的発想が少しわかるかも ★★★★☆
理系の人がどのように論理的発想を日常に生かしているのか書いた本。
鎌田先生は京都大学で火山の講義をされているようですが、
以下のようなライフハックが盛り込まれていました。

・科学的発想を活用して事務作業を効率良くする
・人間関係も京都の気遣いの発送を参考にこんな風にすると
 程よい距離感でお付き合いできますよ、とか、
・お茶や書の選び方、
など粋な日本文化の味わい方もいろいろと書かれていました。

鎌田先生自体がユニークな方のようで
個性的なファッションの写真や書や骨とう品の写真、
自転車でフィールドワーク中の写真など、
見てもほほえましい写真が多数あります。

私のように文系の人もこの本を読むと理系的発想が少しわかるかも。
そして理系の人とも仲良く会話しやすくなるかもしれません。

ライフハックだけでなく日本文化を味わうというのがいいなあと思い、☆4つです。
東京出身の「キャラ立ち」教授による、京都の知的風土のなかから生まれてきた、ワンランク上の「知的生産な生き方」について語ったエッセイ集 ★★★★☆
 「知的生産」にかんする本はむかしから読んできたが、最近のものでは火山学者の鎌田浩毅・京大教授のものが面白い。
 ド派手でオシャレなファッションで、テレビでも十二分に「キャラ立ち」している鎌田教授の一般向けの一連の著作は、理系の思考法を豊かな教養で裏付けた、プラクティカルで、しかも平易な語り口によるものだ。
 この意味においては、梅棹忠夫の『知的生産の方法』にも連なる、京都の知的風土が生み出してきた、きわめて良質な部分を継承しているといってもいいだろう。

 この本は、『一生モノの勉強法−戦略とノウハウ−』(東洋経済新報社、2009)が生まれてきた背景を探った、ビジュアル・エッセイ集のような趣の本である。前者が、大学生からビジネスパーソンまで、知的生産にかかわる者であれば、すぐにでも使えるスキルやノウハウを紹介した内容の本であるとすれば、後者は、むしろライフワークともなるべき長期的なテーマを探して、じっくり取り組むためには何が本質的に必要であるのかについて語った内容の本になっている。
 いっけん軽く読み流せるような体裁の本だが、中身はけっこう本質的なことに触れている。それは「京都」のもつ意味について語っているからだ。個と自由を尊び、人間関係においては適度な距離を保つ風土の京都は、いつの時代も外部の才能を受け入れ、自らを活性化してきた歴史をもつ。東京生まれで東京育ちの著者もまた、ヨソからきて厳しい京都の風土で鍛えられ、京都で自己実現した一人である。

 京都の風土で培われた、精神的に豊かな「知的生産な生き方」をつづった本書は、豊かな教養があってこそ知識が生きたものとなり、また自分のペースを守ってこそ創造的な良い仕事ができることを自ら実証している。
 氾濫する情報に日々追いまくられる効率一辺倒の東京から、物理的に身を離していることで可能になる「知的生産な生き方」。たとえどこに住んでいようと、自分のなかに「心の京都」をもつことをすすめる著者のアドバイスは傾聴に値する。
 なによりも、副題になっている「ロールモデルを求めて」いる著者自身が、読者にとってはロールモデルとなるわけだ。

 この本は、必ずしも即効性はないが、より深いレベルでの知的生活を志向するする人にとっての、またとない「自己啓発本」となっているといえよう。
総花的な薄っぺらい内容に落胆 ★☆☆☆☆
鎌田先生の本を手にするのは初めての読者です。書店でつい赤いカバーに惹かれて買ってしまいました。少なくとも立ち読みした感じでは薫風のようなものが感じられたからです。知的生産に最もふさわしい大学教授をされながら、豊かな、美しい生き方、そのロールモデルとはどんなものだろうという興味と好奇心にかられました。ところが読みはじめて1章が終わり、2章が終わり、3章目に来たとき、正直何を期待していたのだろうという思いが頭をぐるぐる回り始めました。わたしは知的生産に関してもっと「高尚な内容」を期待していたのでした。テーマも惹きつけるものがあります。知的生産と名がつくものは過去に何冊も出版されてきています。鎌田先生もこの本の中で何冊かあげておられます。例えば、渡辺昇一の「知的生活の方法」です。この本は正に名著です。今でも時々読み返している愛読書です。ところが鎌田先生の本には、それに匹敵する感動や驚き、尊敬の念がみられません。それぞれの章で、あるいはそれぞれの節で言っている事にじつに奥行きがないのです。ちょっと感想を述べただけのようなき気がします。奥行きがないので、そこからなるほどと思わせる何かが欠けているのです。個人的な人生観をつづった趣味の書であるかと思いますが、そこも気になる点です。趣味としてであれば編集にも遊びを入れて欲しいものですが、工夫がされていないのです。掲載されている写真実に不親切で中途半端です。趣向に手抜きが感じられます。教養とジャズが関係あるかどうかは別にしてどうも腑に落ちません。残念ですが、本文にもあるように、どうもいたるところで走り書きしたように感じられました。「知的生活の方法」のような教養ある文章は、そう簡単には書斎の外で書けないような気がしてなりません。
知的でオシャレに仕事をしたい人におすすめ ★★★★★
専門知識のない素人にも解りやすく、気がついたらたくさんの知識が身についている本を執筆しているサービス精神旺盛な京都大学教授。わかりやすく、丁寧な本をつくっておられるので、安心して本を手にすることができる著者の一人が鎌田教授だと私は思っています。

今回の本では、鎌田教授自身が京都という街に育ててもらった、新しい自分を見つけてもらった、と感謝している気持ちが伝わってきました。鎌田教授が京都にこだわり、京都で暮らす理由がよくわかる内容です。

知的でオシャレに仕事ができる人になるためには、毎日をどのように過せばよいのかというヒントがたくさん書かれています。どれを自分が試してみるかは読者の方が決めればよいですが、どれも分かり易く解説されており、一つ一つを試してみたくなります。
ビジネスマンだけでなく、高校生や大学生や主婦まで参考にできる、いままでにない新しい分野のビジネス書です。

京都で見つけた、ココロの贅沢 ★★★★★
この本からは、ゆったりとした優しい時間と日々の出来事を楽しんでおられる鎌田教授の暮らしを知ることができます。

東京へ行けば、たくさん仕事ができるにもかかわらず、東京生まれ、東京育ちの鎌田教授が、京都に暮らして、京都で仕事をする理由。
自分の足で歩くからこそ見えてくる京都の街の懐の深さ。
仕事に追われる日々だからこそ、大切にしたい贅沢な時間の使い方。
鎌田教授は、これらのロールモデルを京都で見つけたと書いておられます。

丁寧でわかりやすくオモシロいと評判の講演会。
読み手のことを深く考えてつくられている著書。
これらの原点が京都での日々の過し方にあることがよくわかります。

いったんこの本を手にしてしまうと、繰り返し読みたくなります。
そして、鎌田教授のように、優しく充実した時間を真似てみたくなります。
さらに、鎌田教授の生き方をロールモデルにしたくなります。
この本は「生き方」から自分の仕事スタイルを革新するビジネス書です。