子供が側弯症と診断されて、この本を買いました。
一番参考になったのは手術後の背骨を矯正した状態のレントゲン写真です。
親である自分。
患者である子供。
その兄弟や祖父母。
皆で見ました。
とりあえずの大きな目標である手術に向けて、心の準備が出来ました。

また、まず整形外科に受診すること。
こちらも大切なのですね。

我が家では側弯症の教科書、参考書としていつも手の届く場所に並べてある一冊です。

日本側わん症学会が、もともとは学校関係者向けに作成した冊子ですが、お子さんが側わん症と診断されたばかりの親御さんにも大変役に立つと思われます。
側わん症とは何か、原因は、どんな種類があり、どうなると治療が必要になるか、治療は何か、などについて、カラーイラストや写真をたくさん使って、わかりやすく説明しています。
後湾症についても書かれており、巻末には親御さんがよく尋ねる質問についてのＱ＆Ａも載っています。
コンパクトで場所も取らないので、お子さんが側わん症と診断されたら、1冊手元においておくとよいのではないかと思います。