現場で役立つ一冊!
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研修医必携の書であることは間違いない。
「これから意識障害の方が搬送されて来ますのでお願いします!」と言われた時、その場でパラパラっとめくって知識を確認できる。胸痛、腹痛、意識障害etc.症状別に記されているのが本書の強みであろう。症状から鑑別診断を思い浮かべ、問診→診察→検査→診断→治療までフローチャートを用いて記されている。治療方法も具体的に説明されている点も駆け出しの医師にはうれしい。
A C繊維に関する痛みの部分は非常にうまくまとまっている
★★★★★
腹痛の説明でA、C繊維についても詳しく説明してある。
たんなるマニュアル本は暗記しても忘れてしまうが、この本は忘れないように理由付けがしてあり非常に良い。
医学生にもお役立ち
★★★★★
よくある症候からの鑑別診断を考える上で本当にお役立ちな一冊です。
私は5年ですが、ポリクリの外来実習などでの鑑別診断、プレゼンなどでとても使えるのは、
・見逃してはいけない疾患
・よくある疾患
とその検査法、身体所見などがカバーされてるからだと思う。
これを日常的にみるくせをつけておくだけで、結構力がつくと思います。
マニュアル本としてはかなり充実した内容
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救急の本の中で、一番いいのではないでしょうか。マニュアル本はたくさんありますけど、この本はある患者に対してこんな治療をしたといった感じで、治療例として複数の方法が書かれている点が非常に優れていると思います。通常ひとつの症状に対してひとつの対処法しか書かれていませんが、この本を読めは応用力が身に付く感じです。
使い込むほど
★★★★☆
使うほど臨床センスがつく。患者からの情報をもとに鑑別を考え、どの検査が必要となるか。そして治療法は。症候をもとにまとめているので臨床初心者ほど使いやすく感じるはず。
とくにプライマリーケアを重視する人には、頻度の高い疾患を中心にまとまっているため非常に役立つ。
はじめから疾患と治療法の羅列の救急本を買うと、鑑別を自分で出来ない人には結局使いこなせないはず。
まずはこれを使って始めてみては?
医学書専門店 山椒堂
★★★★☆
今も救急の第一線でばりばり働かれていそうな若手の先生が一人で書かれた本です。いわゆる救急疾患だけではなく、当直していると時間外診療所的な感覚で患者さんがやってきそうな疾患についても書かれている点が好きです。