私は軽度(だと自分では思っている)の強迫性障害者です。パニック障害かと思ったけど診断では違うと言われました。発症してから数年経ちます。自分の病気と今一度向き合うつもりで本を探していました。この本は評価ほど私の役には立たなかったような気がします。経験者としての作者の話は共感できる部分もありますが、お金を出して買うには・・・子供の作文のような文章で無駄だったかなと感じました。表現が曖昧で、自分ではこうだったとか、〜だと思うとかいうばかりです。本としてお金をとるのであれば詳しく調べて掲載するなど資料を集めることにも労を費やして欲しかったです。家族とのやり取りや子供のこととかどうでもいい話に脱線することが多く、治った経緯もあまり役に立つようには感じられませんでした。でもとりあえず最後まで読もうと時間をかけましたが勿体無かったと思いました。ぬるい感じで克服経験者の話が知りたいならばいいと思います。ただ私の症状は作者とは異なり、同じような状態で本当に悩んでいる方の気持ちとはズレているかもしれません。

娘が強迫性障害になって二度入院しました。　二度目は本当に酷い状態で、親である私達は、もう、どうしていいか分からなくなり、泣いたり、怒ったり、半狂乱の様でした。　　一度目は『●実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則３５（こちらの本もお勧めです）』　を読み、分かっていたにも関わらず・・・　そんな時　『●強迫性障害は治ります』　を娘に勧められて、あ〜これではいけない、しっかりしなくては・・・　と思い何とか入院までの間をやり過ごす事が出来ました。　本当に、この著者の本には二度も助けられ感謝しています。　また娘も著者本人にアドバイスを受けたり、励ましてもらっているとの事で、いくら感謝しても、したりないほどです。　娘も本を読み、少しづつではありますが良くなって、会社に復帰する事が出来ました。　本当に著者の本と著者本人に救われました。　ありがとうございます。　強迫性障害は酷くなると、外に出られなくなったり、ある一定の場所から動けなくなったりします。　そうなる前に読んで見てはいかがでしょう？　ご家族の方も是非・・・●お勧めです。　五つ★　五つ★　

私は去年の夏頃から不潔恐怖症になり強迫性障害で苦しんできて、今なお入院中です。入院してまもなく、この本の作者である田村浩二様の別の本を読み、とても解り易く読み易く非常に為になりました。強迫性障害についての本は、この他に２冊ありますが、この本には強迫性障害の本人じゃなく、ご家族の対処法が載ってますので是非読んでみてはいかがでしょう。家族も大変な思いをしていらっしゃるはずです。現に私は今回２度目の入院で、両親から頼むから入院して欲しいと言われました。本当に大変な病気です。★文章のところどころに作者の優しい人柄が現れていてとても好感を持てました。★５つ★５つ★
　

私自身も２年前から脅迫性障害に悩んでいます。過敏性腸症候群（ＩＢＳ）も含めると大体８年ですか。早いものです。
私は、学校恐怖（集団恐怖）と確認行為が悩みですね。今は大体治ってきたのですが、完全ではありません。
このような辛い体験をしている者にしかわからないこと、この本を通して勇気付けられました。

強迫性障害によって、私の学校生活（青春）は酷いものだったなと思います。しかし、まだ２１歳なわけですから努力しだいで挽回できると思っています。

治す為には「気持ちをそらす」「むしろ強迫観念を馬鹿にしてみる」この２つがこの本で学べたと思っています。この本は筆者である田村浩二さんのエッセイに近いものになってしまっているところがありますが、人生と深く関わっている疾患である以上しかたないのでしょうね。

強迫性障害に興味がある方、また治したい方、読んでみて損は無いと思います。少しでも、この疾患への理解が深まることを信じてここにレビューを書きました。