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強迫性障害からの脱出

価格: ¥2,310
カテゴリ: 単行本
ブランド: 晶文社
Amazon.co.jpで確認
治療に携わるひとにも ★★★★☆
強迫性障害の本は沢山出ています。
アメリカの強迫性障害の状況を知るのにとても便利です。
この本を読んで、すぐ治療できるか、はちょっと疑問ですが。
自分で治そうとするひとにも治療協力者が必要であることを強調しているのは
共感をもてました。
翻訳も一部ぎこちないところはあっても、わかりやすく、3百数十ページを
余り長くは感じませんでした。

日本の精神医療従事者(精神科医)で、この著作に書かれている内容を十分に知悉して
いるひとはどれくらいあるのか、はちょっと心配ですね。
強迫性障害治療の教科書 ★★★★★
私も、以前、強迫性障害でした。当時は、この本が出るずっと前で、森田療法を行い治ることができました。私が治った経験と照らし合わせても、本書の内容は、有意義です。
現在、強迫性障害に対し、薬(SSRIなど)の治療が大半ですが、それでは、部分的な改善、もしくは効果が現れない人が多いのも事実です。
しかし、本書で紹介している行動療法(暴露反応妨害法)によって、改善する人は多く、既に強迫性障害の治療として、実績も十分です。しかし、日本で(認知)行動療法を実施している機関は、残念ながらまだ少ないです。
でも、治療がうまくいけば、強迫は治る可能性のある病気なのです。本書が、症状の改善に役立つことを祈ってやみません。
アメリカでは強迫性障害への行動療法の教科書とされている本 ★★★★★
 強迫性障害には、行動療法が有効であることが分かっているが、日本ではまだ実施機関も少ない。
 この本は、コンサルテーション精神医療の分野でも有名なMGH(マサチューセッツ総合病院)OCD部門の中心的治療者の執筆。 強迫性障害の説明から代表的な治療法E&RP(暴露・反応妨害法)の実践法、自己チェックリストなど、詳しく説明。アメリカでは強迫性障害への行動療法の教科書とされているもの。
参考になりました ★★★★★
私はこの本を3年前に買いました。そのころはかなり重いOCDでした.今は随分軽くなったので仕事もできるようになりました。家族全員がこの本を読んで協力してくれました。今は読み返すことも余りなくなりましたが、お守りのように持っています。すこし後戻りしたら、また練習したら直ると信じているので気分も安定しています。OCDやその家族の人にはとても役に立つと思います。
治療者や患者・家族は一読の価値あり。 ★★★★☆
一般向けとしては多少専門用語が分かりにくい部分もあるが、米国ですごい数の(日本でこれだけ強迫性障害を治療している人はいないんじゃないかな)患者さんを治療している者が、その具体的な治療方法について書いている良書と思う。本当に具体的に書かれており、治療者が参考書として使用することに十分に耐えうる本です。この障害をもった患者・家族は非常に苦しんでいることが多く、そうした方々にも一読されることをお勧めします。