限りなくパーフェクトに近い内容
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最近芸能以外の活動で話題の三原順子さんの最新ベストCDです。
'80年〜'85年三原順子さんのアイドル期のシングルA面曲が全網羅されています。
さらにジュンコ&チア・リーダーズ名義の「Let's Go 青春」、
コカ・コーラのキャンペーンのプレゼント・シングルだった「いとしのサマーボーイ」も入っています。
'85年からポッカリ空いて'91年にリリースされた「Straight from the heart」が入っていませんが、
収録曲数の制約等から仕方なかったでしょうか。
'80年デビューの女性アイドルでは松田聖子さんがダントツで河合奈保子さん、柏原芳恵さん、岩崎良美さん等と
それを追う第二集団にいたのが三原順子さんと言う位置関係だったかと思います。
デビュー当時はツッパリ路線でしたが本作は発売順の収録でアーティストとしての幅が拡がっていった様子も分かります。
当時のトップアイドルで今でも知名度があるにもかかわらずなかなかベストCDのリリースが無く、
旧ベストの中古に高値がついていたため、ファンには嬉しいリリースと言えます。
三原順子全A面曲収録ベスト盤!
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三原順子がキングレコードから発売した全シングル曲のA面曲が収録されてます。
代表曲の「セクシーナイト」も。今までCD化されなかった曲も、今回のベスト盤で多数CD化されてます。
個人的には1985年、1986年発売されたシングル「SO DEEP」とアンルイスが作詞をした「殺しはLEMON JUCEで」の初CD化が嬉しいです。共にロック色の強い曲なんですが声質がハードロックと実にマッチしてます。パワフルな低音の歌声が素晴らしい。
わたしにとっては「ド・ラ・ム」がベスト
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「3年B組金八先生」の弟1シーズン(1979年〜1980年)その後弟2シーズンにも出演。ツッパリ(今でいうヤンキー)役の生徒で人気が出て、一緒に出演していた、同じく生徒役だった、田原俊彦、野村義男、近藤真彦とともに、話題となり同世代に支持されて、ドラマの視聴率も良かったことを覚えています。
1980年のデビュー曲「セクシー・ナイト」(作詞:亜蘭知子、作曲&編曲:長戸大幸)は、ヒットしました。三原順子といえばこの曲が1番よく知られていると思います。三原さんにとって、とても残念だった事は「恋人宣言」してしまったために人気が下降してしまったことでした。当時は今と違ってアイドルの恋愛はタブーでした。
もちろん「セクシーナイト」も「サニーサイド・コネクション」もアップテンポな「だって・フォーリンラヴ・突然」も好きですが、わたしは「ド・ラ・ム」(作詞:亜蘭知子、作曲:長戸大幸、編曲:中島正雄)が1番好き。恋愛の破局を歌った歌で、意地っ張りで孤独な女の子の心情が伝わってきて、曲もアレンジも、三原さんのヴォーカルもすべて良いと思います。
70年代中期以降の男女の人気アイドルのデビュー&活躍の不在の時代が終わり、三原さんをはじめ、たくさんの10代の人気アイドルたちがデビューし、それは80年代以降も続き、アイドルの世界もとても華やかになった、今思えば幸福な時代だったと思いました。
当選おめでとうよ!
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非婚同盟のDVD化もお願いしますわ〜! 順子愛してるわよ〜!!