既に他のレビューアーの皆さんが書かれているように、音質は最高です。以前のベストＣＤ「倉田まり子コレクション」よりもはるかに良いです。まり子さんの繊細で伸びのある歌声が細部まではっきりと聞き取れます。バックの演奏も同様に細かいリズムの変化に至るまで良く分かりますよ。音楽を通して、まり子さんの魅力がリアルに迫ってきます。２０曲すべて聴き応えのある素晴らしい曲ばかりです。シングルＡ面の曲ではありませんが、「ふたりの水平線」、「愛の蜃気楼」も良い曲ですね。特に「愛の蜃気楼」は、５ｔｈアルバムのタイトルにもなった曲ですが、まり子さんの大人の魅力と本格的な歌手としての実力を感じさせる曲だと思います。

また、ジャケットの写真（両面とも）も最高ですね。まり子さんの清楚な美しさが溢れており、私たちを魅了し、見る者すべてを引きつけます。

この「倉田まり子パーフェクト・ベスト」は、今も輝いている、まり子さんの永遠の魅力を十分に感じさせるＣＤだと思います。願わくは、先のレビューアーの方と同様、わたしもぜひ、全アルバムのＣＤ化を期待します。それだけの魅力と実力を備えた方だと思います。

倉田まり子さん久々のベストＣＤです。
前回のベストではシングル曲が全網羅されていませんでしたが、
今回はシングルＡ面コンプリ（両Ａ面扱い含む）＋ファーストアルバムのタイトル曲の全20曲収録と
１枚物ＣＤで望み得る最高の内容となっています。

倉田まり子さんは本人の望まない残念な形で芸能界から身を引くこととなってしまいましたが、
今では違う業界で活躍しており、ご本人のホームページでは本ＣＤのリリースを喜ぶコメントが掲載されており、
私も胸が熱くなってしまいました。

クオリティの高い楽曲が並ぶ本ＣＤは当時を知る方はもちろん、倉田まり子さんを知らない方にもお薦めで、
今回のリリースをきっかけに音源コンプリのボックスの発売に繋がらないかと期待しております。
名のあるアイドルのボックスが売れずに値崩れするケースが結構あるようですが、
倉田まり子さんのボックスなら意外と需要はあるのではないかという気がします。

　過去に倉田まり子さんのＣＤは３枚発売されていますが、グラジュエーション、ＨＯＷ！ワンダフルなど、同じ曲を聴き比べると音の違いがはっきり感じられます。既に廃盤のファーストアルバムのＣＤは確かに貴重ですが、今回のＣＤを聴いてしまうと、９４年リリースなだけに音がこもって聴こえます。
　以前リリースされたベストＣＤと聴き比べても、そのまんま曲数を増やしただけではないようで、やはり音がよくなっています。
　歌詞カードには簡単な彼女のバイオグラフィー、ＣＤジャケットの表裏の写真に加え、全身の清楚な姿の写真が挿入されていて、モノクロですが意外と丁寧に作られています。欲を言えば、もう少し(カラー)写真が欲しかったけど、ホント、ベスト盤としてはパーフェクトです。
　私にとって本当のパーフェクトはアルバム全てがＣＤ化されることなんですが、このＣＤは当分私にとって愛聴盤になることに違いありません。
　
　

最初の曲目が変更になり、あなたにめぐり逢えて、ふたりの水平線、愛の蜃気楼、恋人宣言を加えた全20曲になりACSを持っていても買いました。丁寧に唄っていて素敵ですよ。まだ聴きたい曲、知ってほしい曲まだまだあります。次につながりそうな作品です。
因みにCD化してほしい曲、ミスティー、ストーミーウェザー、フィーリングラブ、スィートリリーやっぱり挙げきれません。皆さんどうですか?