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すき―谷川俊太郎詩集 (詩の風景)

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 理論社
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優しい気持ちにしてくれる ★★★★★
優しい詩に、癒されます。
鋭い詩に、ドキっとします。
背中を押してくれる詩に、エネルギーをもらいました。


<歌っていいですか>の一部です。
歌っていいですか 
この世のすべてにあなたが背を向けるとき
歌っていいですか
愛を あなたとそして私自身のために


この本で、谷川さんを知ったのですが、すっかりファンになってしまいました。
和田誠さんの絵も、あったかい。


また、この本のほどんどが平仮名で書かれており、
少し難しい漢字になるとフリガナがふってあるので
小学生でも(低学年以外なら)十分読めると思います。
奥が深い ★★★★★
この本はひらがなも多く、小さな子にも十分読めるもの。最初の文から脱線するかのように場面が展開していく作品もあり、まるで子どもと話しているようです。もしかしたらそれを意識して書いているのかな、と思わせる作品もあります。
だけど、とっても奥が深い。読んでいるとドキッとする言葉があちこちにあるのです。それは私の42歳と言う年齢がその言葉の中に自分のしてきた体験を写したり、これから先のことを見てしまっているのでしょう。子どもが読んだらまた違う感想になると思いますね。案外似たような詩を作ってしまうかもしれない。わかりやすい、単純な言葉だからこそ人それぞれに、幅広い年齢で、いろんな風に解釈できるのだと思います。
心に響く作品のいくつかを時々読み返したくなる内容です。読み返すのに時間は掛かりません。子どもだけに読ませるにはもったいない。和田さんのイラストも必要最低限。それがまたイメージを膨らませるのにはちょうど良いようです。
「吐胸をつかれる」し、「持ち重りがする」詩集 ★★★★★
丸谷才一氏が朝日新聞連載の「袖のボタン」で、レビュータイトルにある形容を用いて絶賛していました(なかの一篇『ほん』をとりだしてです)。それらの形容について私は電子辞書で意味を調べました。漠然としかわからなかったからです。でも日ごろよく読んでいる人は感覚的にわかるはず。とはいえ自分からは使えない表現ですね。

ほんはほんとうは しろいかみのままでいたかった で始まります。

私がすきなのは『はこ』です。こういうのを詠物詩というのだそうです。

谷川氏の旺盛な創作力と出版力には本当に感嘆しました!
プロの詩人、現役! すごいとおもいます。日本の人以外にも世界に向けて発信してほしいほこるべき感性だとおもいます。
心に染みる ★★★★★
素晴らしい詩集です。
簡潔につづられた言葉はとても鮮やかで澄んでいて、自然体で嘘がなく、水のように心に染みこんできます。
ごく小さな子ども向けに書かれていますが、学生・社会人・ご年配の方まで、かつて子どもだったことのある人ならば年齢など関係なく感動できる作品だと思います。大人だからこそ感じることもあるでしょう。
合唱曲として知られている「信じる」も収録されています。
気持ちに余裕がない・毎日が忙しくて疲れているという方に、特にお勧めしたい本です。
大切なものを思い出せますよ。