第1期 第2話「雛苺」、トロイメント 第5話「手紙」以外、スポットの当たる事の少ない
彼女ですが、今回は雛苺がメインです。
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」と、雛苺の気持ちがオーバーラップして展開する
ストーリーは、今までのドラマCDの中でも良く出来ていると思います。

それにしても…雛苺の様子がいつもと違うと言う事で、真紅も翠星石もジュンもみんな
心配していますね。
雛苺は本当にみんなから愛されて、桜田家になくてはならない子なんだなと改めて感じました。
トロイメントを最後まで見て、事の顛末を知っている方ならば、とても感動できるストーリです。

巷ではあまり雛苺人気ないようですが…ローゼンメイデン好きな方すべてにオススメします！

「ローゼン」ドラマＣＤシリーズは全て通して聴いていますが、今回の「雛苺編」はこれまでの中でも、特にシナリオが非常に良いです。キャラクターの意外な面など、あっと驚くような事は何もないのですが、新鮮な印象を受けました。
内容は絵本をキーワードに雛苺を中心とした絆みたいなものでお話が展開されています。冒頭に今回のテーマ、序盤は今回の登場キャラクターと、そのポイントが要所要所に詰め込まれていて、特にアニメファンは楽しめると思います。中盤以降は、雛苺を思わず見守ってしまいます。ジュンや翠星石の気持ちと思わずシンクロしてしまいます。後半は切ない気持ちに。
物語が終わってからまたテーマソングを聴くと、さらに感動します。
音声だけのドラマＣＤで泣けてしまう、秀逸な作品だと思います。

リリースが遅れ気味なこのシリーズ、第６弾！
つまりは第６ドールの『雛苺』メインのストーリーです。
アニメのストーリーでは『蒼』さん同様に戦闘不能状態なのですが
このＣＤではあどけない雛の魅力を十分に堪能できると思います。
お蔵入りとなってしまったソングＣＤに収録予定だったと噂の
『はなまるハンバーグの歌』は果たして復活なるのか？
聞けば分かります。次のＶｏｌ．７でラスト！延期されないことを祈って…