『ローゼンメイデン・トロイメント』のキャラドラマCDを最後まで聴きました。
私は薔薇水晶が嫌いから、最初はあんまり興味ありませんでした。
でも、キャラドラマの全部を聴くほうがいいと思って、聴きました。
薔薇水晶の話を聴いて、彼女はお父様の望みに忠実しているだけってことを知って、少し彼女を理解出来た気がします。
けど、このドラマみたいな話は、やはり足りないと思います。
本当に薔薇水晶の眼帯のことをもっと知りたい、私はこのドラマを聴く理由はこれだけだったかもしれませんから。
聴いた後、少し薔薇水晶はこのドラマの主役だったの？って感じてきました。
主役である薔薇水晶の出番は予想以上に少ないですから。
これは実に残念なことです。
総体的に、このドラマの内容は充実じゃなくて、ファンはきっと足りない気がするんでしょう？
だから、前の六枚に及ばないと思います。
でも、このドラマを聴くと、薔薇水晶のことを理解出来て、やはりこれは悪いものではありませんね。
CD二枚目の収録内容は、前の六枚と今回のドラマで流れてた全てのBGMです。
私は、7つのドラマでしか聴けないBGMが良いだと思いますから、このCDを買ってやはり価値があるんです。

まぁ、いろいろ足りないところがあるけど、ファンにとって、この最後のを見逃すことは良くないことだと思います。
だから、是非『ローゼンメイデン・トロイメント』のキャラドラマCDを全部聴いて下さい、ドールたちのことを理解出来るなら、それにドールたちの生活をもっと知りたいなら、ね？（笑）

ドラマはあんまり面白くありませんでした。薔薇水晶はなにも主役してなかったし、ほかのメンバーも面白いことしてくれなかったです。水銀等のくんくんも翠星石のツンもありませんでした。
槐と薔薇水晶の絡みは気持ち悪かっただけです。どう聴いてもスネークマンショーにしか聞こえないのは私だけ？(もちろんギャグは無いのでｽﾈｰｸﾏﾝｼｮｰとしてもつまらない)

でも当然「春蚕」は良かったです。
DISC2のアレンジ曲もなかなか良いです。｢名無しの森｣が全然違う曲だったし、どこかで聞いたことのあるような曲だったということは気にしない。

真紅のドラマCDや、薔薇水晶改造計画みたいなコメディタッチな内容かと思いきや、原作にならった暗い内容…それもアニメの使い回しが多い
癒されようと思って買ったんですが失敗でした。
槐と薔薇水晶のやりとりはもう聞きたくないです。

CDドラマの最終巻は、偽りの第7ドール、薔薇水晶です。
正直な所、TV放送時は薔薇水晶は嫌いでした。あの悲劇の火蓋を切った人形ですから。
しかし、何度か繰り返し見る内に、薔薇水晶はただ『お父様』の望みに忠実だっただけ
と言う事に気づき、彼女を好きになることが出来ました。

今回は薔薇水晶メインなので、彼女の別の一面が見られると期待したのですが…。
期待はずれでした(T-T)。何ら真新しい所はありませんでした(T-T)。
以前、松尾監督が「薔薇水晶の眼帯は涙を隠すため」と言っていたのですが、
その涙と、隠す訳について語って欲しかった…。

薔薇水晶の中に、徐々に戦いを望まない自我が生まれ始め、『お父様』の望みとの葛藤
の末の涙なのか…？
実は、薔薇水晶は普通に感情を持ち合わせていて、戦いのために「涙」という弱みの
感情を押し殺すために、眼帯をしているのか…？

おそらく、薔薇水晶がクローズアップされて登場するのはこれが最後でしょうから、
結局謎のまま終ってしまうんでしょう…。
もっと薔薇水晶の事好きになれると思っていたのに、残念です。

このシナリオでは、残念ながら評価できません…。星3つです。

いよいよ最終巻の『薔薇水晶』に辿り着きました。
残念ながら特別編ではほとんど活躍出来なかった第７？ドールですが
これで挽回ですね。以前のドラマＣＤでは製作者の方とのこゆいカラミが
あっただけに今回も期待です。この巻だけ１〜６と違い少し高めなのは
サントラディスク付きの２枚組みだからなのでした。
３月には挿入歌をまとめた物がリリースの様です。