今まで、ユーリのことを想いながらもユーリを日本に帰さなければならないという義務感から、必死に耐えてきたカイルですが、前巻でラムセスにユーリが奪われたこともあって、ユーリに対する想いが抑えきれなくなってしまいます。(この後は、是非是非、読んで見てください。)
私は、この巻が発売されると同時に購入したので、これを読んでいた時点では、この後ユーリがどういった人生を歩むのか(日本に帰るのかヒッタイトに残るのか)全く予想がついていなかったため、2人の恋愛をやりきれない思いで読んでいました。
この巻までは、ユーリへの想いを必死に隠してきたカイルですが、それがこの巻で爆発しています。この巻を読んでから、ユーリがどういう道を選択したかが分かる14巻まで一気に読むことをお勧めします!