沢山のレシピが載っています
★★★★☆
ほんとに多種多様なレシピが掲載されています。
この本は「できるだけ沢山の和菓子を本格的に1冊の本で作りたい」という方向けです。
ただ、何分古いレシピ(1987年)を基にしているので、不親切なところがあります。
不親切、というのは、掲載されている型やその大きさががあまりにも多岐に及んでいる、
専門店でないと手に入りにくい型や材料も多い、
手順を追った写真が少ない(ほとんど文字だけのものも多数ある)、
ということです。
型のに関してもう一つ、
「これは、同じ物なのでは?」という大きさの微妙に異なる物が幾つも登場します。
電子レンジが一般的ではない時代のものなので、下ごしらえや加熱方法がかなり本格的です。
分量も現在向きではなく、多いです。
餡を生地でくるむ場合の生地の量がぎりぎりになっていたり、一個あたりの餡の量がやたらと多かったりもします。
中でも極めつけが、「炭酸アンモニア」という膨張剤です。
ネットで調べたところ、入手経路が特殊で、鬼のような量(1kgとか)でしか手に入らないらしいです。
しかも「食品に使えるの!?」と思うくらい臭いらしいのです。
ただ、作りやすいものも沢山掲載されていますし、電子レンジで作る和菓子よりも美味しいです。
なので、「私は凝り性だから大丈夫。」という、お菓子作りにある程度慣れた方なら絶対お買い得です。
レシピ数は比になりません。
★★★★★
焼いたお饅頭が作ってみたくなり、本を探しました。
おしゃれな本がたくさんある中、地味ながらレシピが豊富なこの本を選びました。今後お饅頭以外のお菓子が作りたくなったときにもきっと役に立ってくれそうな本です。
一冊目の本の購入を考えている方には、入門編として是非お勧めします。
和菓子をつくるならまずは買ってみることをおすすめします
★★★★★
練りきり、じょうよ練りきり、雪平、こなし、じょうよ饅頭、浮島、、などなど私自身この本で和菓子のおもしろさを教えてもらいました。
レシピの多さはかなりのものですが、その中で簡単そうなものから作ってみればいいのです。和菓子と言うと敷居が高いというイメージがあるかもしれませんが、とりあえずこの本を手元におくことをおすすめします。
お値段もおてごろです。
このお値段でこのレシピ数!
★★★★☆
とにかく内容が充実しています。最近出版されているレシピ本に比べて掲載されているレシピ数が非常に多い。その割に値段が安いんですよね。出版年度が古いせいでしょうか?基本的な餡の作り方などは巻末に折込ページがあり、そこで写真入りで詳しく説明されています。お店で目にする和菓子の殆どがここに掲載されているといっても過言ではないくらいバラエティに富んでいる。昔、祖母が作ってくれたようなおやつレシピも満載。でも惜しいなと思うのは、この分量、どうやって計るんだろう?と首を傾げたくなる分量表示。イスパタや重曹、ベーキングパウダーなどのグラム表示がとっても微妙(小数点第一位!)だし、卵を泡立てた状態でカップ○×用意しなさいとか・・・家庭で作る場合、「切りのいい数字」!「作りたくなる数字」というのがあると思うのですが、そういう点ではちょっと使いにくい。でも基本的な部分を網羅した手頃な入門書としては及第点以上だと思います。
和菓子の心
★★★★☆
和菓子というと、職人芸だとか繊細さが要求されるとか、なかなか大変そうなのですが、いったんつくってみるとそれほどでもなかったような気がします。和菓子はよく、日本人の心だといったりしますが、おいしいお菓子を前にするとやはりそうだなーと繰り返して思います。この本ではあんこをつかったお菓子がお勧めだと思います。