親族に死者が出た。その人を想っていた。その人もこちらを想ってくれた。
落ち込んでいる私に、夢の中で、あるいは目覚めのキワで、その人はメッセージをくれたから。
この世とあの世を繋いでくれるのはご先祖だと、とても解りやすく述べておられる川井先生は、
浅薄なスピリチュアル・ブームが横行する中で、なんと硬派な方だろう！
雨が降って地に注ぎ、水蒸気が昇って天へ届く。この水の出入りがご先祖パワーと自分のエネルギー交流の間口だと書いてある。
人生をとらえるにあたって、これは素晴らしいサジェスチョンだ！

川井さんの本はだいたい目を通していて、
これまでいちばんわかりやすいのは「呪いの解き方」でした。

その川井さんがビジネス本を書くとどうなるか、
正直、スピリチュアルでビジネスがうまくいくのか、半信半疑でしたが、
たしかにどんなにがんばっても運がないときがあります。
その切り抜け方がわかりやすくＱ＆Ａにまとまっています。

著者は数多くの経営者のコンサルティングをされているようですが、
会議のときにボールペンをノックして音を立てると、アイデアが出なくなるなど、
自分が叱られているようでした。

ビジネスでちょっと躓いたときに、役立つ本として、大切にします。