なんとなく「今年は梅酒をつくってみようかな」という気分になったので手に入れた本でしたが梅の奥深さを教えてくれるとても素晴らしい本でした。
梅干しだけでもたくさんの種類があり、ひとつひとつのレシピを藤巻さんが長年研究された上でわかりやすく伝えてくださっています。なによりお料理の課程で使ったけれど最後までは使わない・・というものをわたしは「捨てるにはしのびないな」と思うたちなのですがそういう材料を再利用できるレシピ（たとえば梅干しの種にいたるまで）まで紹介されており感嘆しました。
すべてにおいて愛情を感じるとてもすてきな本です。
この本のおかげで梅酒だけのつもりが梅シロップ・割梅漬け、そして梅干しまで挑戦するちょっとすてきな梅雨をむかえることが出来ました。