クウガのDVDはブルーレイ版の希望を込めて購入を見送っていますが、これはBD化されそうに無いだろうと思い購入。

再編集された映像は1話パートだけで30分を超えています。通常は25分にも及びませんが…。
そして特典映像の「乙彼」。これがこのディスクのメインを言っても過言ではないでしょう。色々はっちゃけていてかなり見ごたえがあります。

「クウガ」第1、2話のディレクターズカット版。

変更点は多々あるが、印象的なものを挙げていくと、

・オープニングの戦闘シーンなど追加
・オープニング主題歌の位置変更
・オープニング主題歌の映像変更
・ダグバ(0号)の声優変更
・グムン(1号)の声優変更
・ベルト初装着時の煙(湯気?)
・クウガのアテレコ新収録
・ヘリコプターCG修正
・クウガ変身シーンCG修正
・エンディングロール追加
・バラのタトゥの女のシーン追加
・全体的なBGM変更

…といった感じで、スタッフのクウガ愛を感じます。

特に、第2話の変身シーンはオリジナル版は違和感があったのですが、特別編ではすっきりしました。まぁまだCGが普及し始めたばかりなので仕方ないですね。

また、グロンギ語対訳版字幕機能が付いているのもファンには嬉しい点。

また、ファンだけでなく、クウガを初めて見る方や、「昭和は見てたけど平成は…」という方、はたまた「仮面ライダーって?」という方にもオススメできるビキナーズ作品にもなってるかと。ただ、そういう場合は、特典映像まではわからないかな。

特典映像はマニア向けで「Ep50乙彼」と「特別編発売記念トークショー」。「乙彼」はスタッフ事情を相当知っていないと楽しめない程。「トークショー」での高寺Pやキャストの続編発言、映画化発言は、聞いていて本当に残念です。が、楽しめますよ〜(笑)

この作品自体はとても素晴らしいものだと思います

皆の笑顔を守るために戦う五代はカッコ良すぎるほどです


最後に
「こんな仮面ライダーはもう見たくない」とかって書いてる奴

お前にクウガの何がわかんの??笑

アンチなら外でやってくんね??

この特別篇に限らず、クウガは平成ライダーシリーズの最高傑作の１つ。本人の強い思いや努力が能力となるのは他のライダーシリーズには基本的にない。また、敵の行動のルールも、時間と場所も、最後まで明確でブレがなく、わかりやすい。この特別篇については、第１話と第２話のリメイク版が収められているが、未使用シーンの追加と再編集で、よりストーリーに厚み、深みが出た感がある。乙彼は、監督の特徴をおもしろおかしく表現していて笑えるが、ただ第50話とするのには疑問を感じる。トークショーでは、スタッフ、キャスト共、クウガに対する強い思いや愛情を持っていることを感じることができ、唯一、映画化されていないことに対し、本気で実現を強く切望していることもはっきり感じられる。結局、実現されておらず、実現の可能性もほぼなくなってしまったようだが、その本当の理由は、あまりにも本編がデキ過ぎていることで、それと同等もしくは超えるものが作れる確信が得られなかったため、別物を作ることでまた新たなクウガを作るにしても同じ理由ではないかと思う。そんなことを感じさせてくれる「仮面ライダークウガ 特別篇」は、本編をご覧になり、その凄さを感じた方には超オススメです。

今のライダーが昔のファンからメチャクチャ叩かれてるのは、某大手玩具会社の我が侭と、作風のつまらなさからでしょう。

クウガが名作だという声も多いけど、クウガ自体もお世辞にも良い出来だとは思えない。

殺人シーンが残酷で、主人公達がバカでは見られたモンじゃありません。