紙に書くといっても、新月の願いとか目標とか具体的にどうすればという事でいままで実践できずにいたのですが、たくさんの事例や有名な自己啓発書からの引用が書かれていて書いてみようやってみようという気になります。神様へのお手紙だと思って書いてます。
この本を読んでから書くことが継続できています。歯を磨くように習慣化できそうです。

実は、私、この本を読んでから、３年実行を続けていますが、まだ一つも叶っていません。この本に書いてある事は、行動するために、紙に書いて実行するといった願望実現の方法です。例えば、心にもやもやすることがあったらそれをノートに書いて、すっきりして行動の方向性が見えてきたら行動するといった感じです。確かにノートに書き続けてよかったのは、自分が必要としている事がはっきりしてきた事です。それは、頭がすっきりして良かったと思います。やはり願望が実現するには、情報収集と行動力が大切と思います。しかし、正直、この手の本に疲れました…。

ある意味では西洋人らしいとも言えますが、私なりに感じたのは、とにかく夢も願いも不安も紙に書くことで２次元の世界にまず実現させてから３次元の世界に実現するというような（実際に本にはそのような説明はされていませんが）、いっしょになって走りながら指導してくれる力強い人生のマラソンコーチでいてくれるような、新鮮で生き生きとした励ましを与えてくれる本です。

心の法則を、ただふわふわとポジティブな優しいメッセージで語るのではなくて、「あなたが動けば、あなたの人生は変わるのよ。さあ、とにかくやりましょう！あなたにもできるんですよ！」とハッパをかけてくれる本で、とかく頭だけで理解して三日坊主になりがちな私には、うってつけの本だと思いました。

・・・というような、感想で満足するのではなく、この本を片手に、私も実践あるのみです。
これから紙にどんどん書いていきます！！

本書は「紙に書きさえすれば夢が叶う魔法」の本ではありません。夢をペンで紙に書き起こすことによって無意識から自分の目的を具体化し、行動を方向付けるマニュアルです。
私が本書に注目したのは、本書と「うつの認知療法」との共通性を感じたからです。うつの認知療法もまた、心を書き出すことによって無意識のネガティヴ思考を具体化し、意識の方向を変えていくものです。実際、本書の５章と６章は不安を引き離してゆきづまりを解決する方法について解説されています。
パソコンに入力するのではなく「手で書く」ということも、脳を活性化させるキーなのかもしれません。人間の脳が本来持っている力を、本書を頼りにペンと紙で試してみようと思います。

本のタイトル「夢は、紙に書くと現実になる！」は、魅力的だ。
たくさんの本が、「夢を書く」と述べられているけど、タイトルに書かれていることに惹きこまれました。

ｐ59「目標達成の期日を書く」の言葉に、いつも躊躇いはありませんか。
「夢を書く」ことには、心を込めて書き上げることができる。
期日を書くのは、かなりエネルギーを必要とするように思われる。
「締め切り効果」が働いて、急激に気持ちが集中するからかも知れない。

ｐ152「夢を明言する」も、これは大風呂敷かも知れない。
有言実行は、かなり精神的な負担を感じる上での覚悟ですね。

この本の表紙には、夢を後押ししてくれるような雰囲気があります。