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サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL (角川スニーカー文庫)

価格: ¥660
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店(角川グループパブリッシング)
Amazon.co.jpで確認
次が楽しみな第2弾 ★★★★☆
題名のとおり「サクラダリセット」の第2弾であり、
主人公のケイ、ヒロインの春埼だけでなく、前作で活躍したメンバに
再会することが出来ます。
 
今回は「魔女」と自称する初老の女性と佐々野という老人の話を軸に、
管理局、2年前の出来事、未来を知る能力、といったものが絡み合い、
話が進んでいきます。
(前作同様、あらすじの単語だけを見ると中高生向けの作品に
 思えてしまいますが、いくつもの伏線を張った上で回収していく
 ストーリー展開が巧みであり、読みながら世界に嵌まっていきます。)
 
前作に比べるとラストが予想しやすかった点と、次に繋げるストーリー
展開という点を勘案し★を一つ減らしましたが、面白い作品であり、
一日も早く第3弾が読みたくなりました。
1巻と比べると興味が持てました。 ★★★☆☆
前作を読んでの感想は散々でした。あぁこれが昨今よく見かけるゲーム脳と言われるものか…と。

そして浅井ケイという人物が好きになれなかった理由は同属嫌悪だったのだと思います。薄っぺらい感情に完璧主義。それでも今作では少しずつながらその感情にも色が見られるようになってきたと思います。

そして同じように春埼美空の方にも感情の起伏や不安といったものが見て取れました。

最後の展開によって前作を読み終えた時とは違って純粋に話の続きが気になりました。

現実はやり直しがきかないのでこの話はこういうものなんだと思って読むことをお薦めします。
うーん・・・ ★★☆☆☆
前巻は微妙だったが、面白くなってることを期待して購入
うーんあんまり変わってない・・・
伏線を大量にばら撒いて、ストーリーを複雑化するという手法を取っていますが
それを面白さまで昇華できていない
話の複雑さと、読者に掲示する話の筋の均衡が取れていないため
グチャグチャのソースコードを見せられて
ああ・・・確かに動くよねという感覚に陥る

文章もえらく淡泊で描写はただただ薄っぺらい
まだまだ実力不足でしょうが、蔓延する萌えラノベとは一線を画しているのも事実
今後の期待を込めて★2
「雰囲気だけ」じゃない ★★★★★
第1巻では穏やかな雰囲気と滑らかな文体に引き込まれたが、第2巻では更に物語としての緻密さ・力強さが加わった。

「世界をリセットする能力」
「世界の未来を知る能力」
「写真の世界に入る能力」

3つの能力が絡み合うストーリーは複雑だが、それをまとめあげる手腕は実に鮮やか。
河野裕が決して「雰囲気だけ」の書き手ではないことを見せつけてくれる。

また頻繁に時系列が飛ぶストーリーについて整理したり、様々な性質の能力について説明したりするのを、分かりやすくかつコンパクトにやってのけるのが地味に凄い。
第1巻よりも確実にストーリーは複雑になったのに、むしろ読み易さは上がったように思う。
テクニックもさることながら、読者への配慮が感じられるところだ。

この第2巻ではサクラダリセットシリーズ全体の物語が垣間見え、同時に登場人物たちの成長物語としての側面も強く表れてきた。
あとここまでストーリーに関してばかり書いたが、もちろん「穏やかな雰囲気と滑らかな文体」も健在だ。

いやが上にも続巻への期待が高まる。
各巻で面白く、かつ、次の展開の伏線にもなっている ★★★★★
 八月九日水曜日。マクガフィンが欲しい、という突然の電話を受けた浅井ケイは、佐々野宏幸という人に会うために出向いていた。マクガフィンはただの黒い石にしか見えないが、それを手に入れたものは咲良田中の能力を支配できると言われており、彼はそれを利用して自分の能力を取り戻したいという。彼は、ある少女に能力を封じられていた。その少女の名は岡絵里と言い、ケイが二年前に利用した少女でもある。
 そして時を置かずしてケイと春埼美空の前に現れる、未来を見通す能力を持つ女性。ケイを咲良田に導いた存在でもある彼女の目的はどこにあるのか。

 作中に物語の道筋を表すキーワードがつかわれるのが特徴。前作ではマクガフィンだったし、本作ではスワンプマンがそれに当たる。意味深長に語られるその単語に、読者を引き込む以上の意味はないのかと思いきや、きちんと次の次の展開まで含めて準備されているのがニクい。今回の話を読むと、なぜマクガフィンが咲良田中の能力を支配できるのか、その理由が分かる。
 こう見ると、最低でも3巻まで行かなくては構想を実現できない展開スピードなので、そこまで続けられる自信があったということなのだろうか?また、見方によっては、能力で命を簡単に扱いすぎるという批判も受け得るかも知れない。