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図説 太平洋戦争・16の大決戦 (ふくろうの本)

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 河出書房新社
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なかなか良い本なんですが ★★★☆☆
 図説というだけあり、非常に多くの写真や図を掲載している為非常にわかりやすい。子供向けという訳でもなく、真珠湾からソ連軍満州侵入まで16の陸海戦を丁寧に記述している本です。ただ、事実の列挙よりも著者の主観が目立つ為、同じ感想を持たない人から見れば目障りこの上ないでしょう。そしてこの著者の主観が『日本軍=悪』という結論(としかこの本を読む限りそう思える)からの記述の為日本とアメリカの描写に差があり過ぎると感じます。
 一昔ならいざ知らず、いまどきこういう論調では内容が古いと感じざるを得ません。日本軍が残酷な軍隊であったことは事実でしょうが、アメリカ軍はどうだったのでしょう。そのあたりが記述の差が、イデオロギー先行と揶揄される原因と思います。
 著者の考えはあとがきに圧縮されているので、まずそこから読んでああこういう見方をする人なんだ、と準備をしてから本文に入られることをお勧めします。
 
昔の本 ★★☆☆☆
 あたかも各々の戦いの経緯を記した資料のような体裁を取っているが、読むと違っていて史実に筆者の主観的評価を交える形で進んでいく本。16の戦いという各論をテーマにしているのに、戦争全体に関する総論的評価が多いのは矛盾しているのでは?また、それなりの紙面を割いているにも関わらず、史実を説明する上で重要と思われるエピソードが平気で抜けている。さらに筆者の評価が出てくると、必ず日本は「悪」という印象に導くような表現が多く、一方的で客観性が薄い。昔多かったイデオロギー前提の戦争本といった趣きの本。