この作品は、ほんとにすばらしいと思います。　等身大も等身大、日常のそこここに、ゆきずりのとある都市のとある高校に、どこにでもちりばめられているかもしれないラブストーリーではないですか?　でも、(ラスト、プロポーズみたいなのされてる花だけど)大学か短大か専門学校やなんかに行くことになり、ふたり、結局は結婚はしないのじゃないかな?　もちろん愛し合ってるんだけど、しばらくは安直に「結婚」という結論を(少なくとも花は)出さないのでは!??　お互い自立できて、それぞれがそれぞれの経験を積んで、価値観とか恋愛観、人生観をある程度確立したとき、幸せな結婚が待っている・・・・そんなかんじが(大ファンとしては)望ましいです。

花の苦しいまでの一途な思いが新ちゃんに届いたとき、「よかったね、花ちゃん。」と、心から思いました。最後はむしろ新ちゃんの方がハナに惚れちゃったみたいで、うれしくなりました。
わたしも、高校時代先生が好きだったなぁ。花ちゃんがうらやましいです。