主人公が先生を好きになる話なのですが、先生が全然先生っぽくなくて、近所のお兄さんみたい。無邪気に生徒達と無茶やったり、馬鹿やったりするのですが、時折見せる、先生としての顔がたまらなく魅力的でした。学校の先生も高齢化が進み最近では若い先生というだけでも貴重なだけに、もしこんな先生がいたら楽しいだろうなぁと思いをはせました。くらもちふさこの「海の天辺」という作品によく似たお話です。

昔に出たコミックですが、全然読めます。というかかなり面白いです。

あらすじを少し。転校することになった花（主人公）、彼氏に「オレ、自信がない」と言われ別れた感じで引越しを。そのお隣りさんは若くて独身の男、で花の転校先の先生であって、それで彼氏が会いにきたり・・・みたない感じで話がぐんぐん進んでいきます。でタイトルどおり、淡いなぁ～、です。

２巻の「好きなんだけど。なんかすっごい好きなんだけどっ」のセリフで完全にやられました。そのあとのテニスコートでテニス部の人たちがボールを打っている描写がリアルで、いいです。花の意地っ張り度もかなり可愛くていいですが、花の友達の艶香（つやか）が意味わかんないくらい可愛いです・・・・いま思いましたが、２人とも可愛い!です、やっぱ。　是非一読してください。