綺麗
★★★★☆
死体とかはマネキンな感じがしましたが、思っていたほどグロテスクではなく、むしろ綺麗でした。
原作は黒乙一のジャンルなので、もっと過激なシーンがあると思っていたのですが…。
確かに、あんな綺麗な死体なら見てみたいかもです。
主演の2人の演技が良かったです。
「衝撃的原作を本郷奏多が主演」ということだけの作品
★★☆☆☆
「衝撃的原作を本郷奏多が主演」ということだけの作品。映像は綺麗ですが、原作を知っている人には、主人公の内面が描ききれておらず、満足できないことが正直なところ。
内容が内容だけに、原作にあった奥行きがないのが残念でした。
「本郷奏多」本域の演技を見よ!!
★★★★★
「本郷奏多」君、主演ということで購入させて頂きました。
原作は分かりませんが、「ライトホラー」という感じで
怖い映画が苦手な私にも害なく見れました。
さて、この作品での「本郷奏多」君ですが、本域というか、
彼の役者キャラクターの本領発揮といった感じですね。
よく言えば沈着、冷静と言いますか、冷酷さを上手く演じてると思います。
映画じたい独特の世界観を持っていますし、
ストーリー展開も中々面白いと思いました。
ラストは、神山(本郷奏多)と森野(高梨臨)の以外な結末でした。
所でこのDVD、デラックス版となっているのですが、
DISCは1枚だしケースが豪華な訳でもない、
何を持ってデラックス版なのかなと思っていると、
メイキングが映画仕立で創られいて驚きました。
レンタルが妥当かも・・
★★★★☆
原作ファンなので全く期待せずに見たがコレもあり。96分にしてはストーリーがある。―――原作のグロテスクな部分(そのまま映像にしたら年齢制限かかる箇所)は、…「犯人は死体を芸術として扱い、美しく飾る」 という設定に置き換えている為、エグいグロなし。………そして、主役2人がイメージ通り。個人的な欲を言えば、神山のキャラは非現実的でも構わないから、もっと異端にして欲しかったな。………一人称まで完全に分けている神山の二面性、 {「冗談を言う明るいお調子者」を家族に対しても完璧に演じきる…俺}と、 {「ひたすら残酷で冷淡」な本性を晒す…僕} が見たかった。……このような、表と裏の落差が余りないかな。家族に対する態度とか普段からクールだったから。―――――OPの怪しい音楽とともに流れる、{可愛らしいのに不安を掻き立てられる奇妙なイラスト}達は、[Di:]さんの作品。出だしから世界観が如実に表されている。それも含め、全体的に映像美術が神秘的で綺麗だ。特に、夜が川に横たわるシーンは必見。
原作好きなだけにイマイチ
★★★☆☆
乙一さんの特にこの作品に思い入れがある者としてはちょっと。まず神山と森野のキャラがいまいち掴めてないんじゃないかという感じ。現代のよくいる若者風にして万人向けに合わせたのかもしれないが、この作品を映像化するならあの二人、特に神山の二面性や異質さは徹底的にして欲しかった。犯人に関してもそうだ。個人的にこの作品には思春期とか若さとか痛さじゃなくて異質さを求めているからだ。神山には天才的で居てほしかった。ただ映像の美しさはいい。やはり川に横たわるシーンはみもの。死体がリストカットで終わってしまって綺麗過ぎたのも期待はずれでした。あと纏めてしまうのはよくないですね。