ブランドの薀蓄をゴタゴタいわないところが最高!
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みんな偉そうにマーケティング理論をかまそうとする中、この本はとってもストレートかつシンプルだ。まず彼の着眼点がおもしろい。ブランド論に対してもそうなのだが、何よりも、彼自身の人生に対する着眼点がしっかりとしていていい。生き方に対する熱い情熱に心を打たれる。トラックの運転手から家具のプロデューサー、そして日本活性化を担ったプロデューサーになるまで。彼の本質をついた視点と行動を促す情熱。この二つが彼の触るブランドを光り輝くものにしている。難しいマーケティング理論や批評が多い中、彼は無駄をそぎ落とした飾らないストーリーを語ってくれている。生き方に対する姿勢は仕事に現れる。偉そうなブランド理論を語る前に、一人一人がしっかりとした生き方論を持つことの大切さを教えてくれる一冊。人生論って実はそう難しくないのよ。ただ、そのシンプルな答えに達するのは決して楽ではない。
・・・こんなの初めて! 勇気をもらいました
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そのサムライは、肩まで伸びたロンゲを束ね、穴あきジーンズと皮のブーツをはいて登場した。性質の悪いサギ師かペテン師かと・・・
でも。。。話しを聞いてみると、まともなことを言っている。その風体とは、およそかけ離れたビジネスの話しを・・・
その熱い想いの語り口から、「そうなんだよ、それそれ。そんなことをやりたかったんだよ。」「それをどうしていいのか、わかんなかったんだ。だから・・・」と、いつのまにか解決への糸口へと引きずり込まれてしまう。
ここに書かれていることは、ブランドとは何か?情報発信の方法、自社商品の再構築等、通り一遍の入門書というよりも、人間「安藤竜二」の魅力に始まり、その体験から導き出された実践手法(無手勝流?)に、納得し勇気を与えられる一冊でした。
WEBと合わせて検証(ブランドデザイン力)し、読み進めることをお勧めします。
一気に読みきりました
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ブランディングの基本がわかりやすく書いてあり大変参考になりました。全体的に飽きさせない内容だったので一気に読みきってしまいました。当たり前のこととはいえ出来てない事ばかりなんですよね。