文章が胡散臭いが、あり大抵にまともなことがかかれている
★★★☆☆
文章表現をわざとそのようにしているのかもしれないのだが、
他の方がおっしゃるようにいかんせん胡散臭い印象を受ける語調である。
あと、回りくどい表現が本質をぼやかしているような印象を強くするのもあまりよろしくない。
基本的には、心がざわざわしたらトイレとか机を磨いて気持ちもお部屋もリフレッシュしましょうという、流行の内容である。
その辺も二番煎じっぽい。
ただ、この中で私が良いと思ったのは、自分の持っている衣類のリストを作ることを推奨している4章の部分である。
衣類の整理をして枚数を記し、その枚数が必要な理由を書き取るというものであるが、
これは他ではなかなか見ないので自分を見つめなおすこと、
また在庫を管理して不必要なものは持たないという他の類書と異なる部分なのではないかと思った
(もしかしたら、他の本に出典があるのかもしれないが、あいにく私はその本を読んでいなかった)
痛い本
★★★★★
読了後、その気になって、トイレ掃除を始めました。
特に汚れてはいないけど、まあいいか。
洗剤とブラシ片手に便器の前に座り込み・・・ううっ、これはっ!
便器の裏側が真っ黒!
驚いて、ゴシゴシ擦っていくと、ボロボロと汚れが落ちていきます。
あれ?
もしかして?
不意に湧き出す疑問。
トイレの汚れと、今の自分が重なります。
ミスをしないように、小さくまとまり、
見た目はきれいでも、内心は不平と不満、怒り焦りで真っ黒な自分と。
顔から血の気が引いていく感覚まであったよ。
一言で言って、痛い本です。
効果は抜群ですが・・・。
今の現状が、掃除を通して実感できるからです。
認めたくない自分と対面できます。
・・・おー、痛い。
この3日後、母が宝くじ(ナンバーズ4)で37万を当てました(笑)
周りの人まで巻き込む、【そうじ力】は偉大です。
次は、あなたの番かもしれません。
掃除をすれば何事もうまくいく!!
★★★★★
『「そうじ力」であなたが輝く!』は女性向けなら、本書は働く全ての人に捧げる本である。
どちらの本も、そうじをすれば人生は劇的に良い方向へと変化すると言っています。
本書は、仕事を持つ多くの人間へのメッセージであり、場面場面によっての対処法が書かれているのも嬉しい。
私はまだ社会人ではないけれど、社会人になったら是非実行してみようと思うことが盛り沢山です。
他人は絶対に自分の思い通りにはならないし、自分が変わらなければ何も変わらない。
それならば自分が変わってやろうじゃないかと決意するまでは良いけれど・・・。
ここで、どうやって変われば良いのか悩むところだろう。
そんな時、本書は優しく語りかけてくれるのです。
実際に起きた例もふんだんに使われており、説得力には事欠きません。
整理整頓は人間の心をも変えてしまう力を持つ。
机周りが汚れているのは、その人の心が乱雑だということを示している。
心はなかなか操作できませんが、整理整頓で心がスッキリし、何事も上手くいくのなら実行しない手はないです。
言っていることは正しいのだろうけど・・・
★★★☆☆
語り口がアヤシイの勧誘のようで少しヒき気味に読みましたが、
掃除をすれば気持ちはスッキリするのでしょうし間違ったことは言っていないのでしょう。
会社のデスクの目に付く場所に置いてたまに手に取っては掃除しなきゃなーと手を動かしてくれる本です。
ただやはり自己啓発セミナー的文体が苦手な私にはもっと他の言い回しがあるでしょうに、、、ともったいなく感じてしまいました。
掃除力を自分自身に身に付ける!
★★★★★
著者の力説する「そうじ力」には、二つの力があり、マイナスを取り除く「そうじ力」と、プラスを送り出す「そうじ力」である。
本書では、このマイナスを取り除く「そうじ力」の内、「捨てる」「磨き込み」「整理整頓」について述べている。
結論として、
・「そうじ力」は、自分が実践して初めて、身に付くものであること。
・マイナスエネルギー(マイナス思考)を取り除いた空間に、磨き込みを行い、プラスエネルギー(プラス思考)を送り込み、プラスの磁場を作りあげること。
であろう。
磨き込みを行う対象の物は、自分で決めれば良いと思う。要は、キレイにしたい物を、本当にキレイにするために、徹底的に磨き込みを行うことである。
なお、本書では、重要な部分は黒の太字でなく、青色の太字を使用している。このため、本書を読んでいても、読み易く、スッキリする。これも、「そうじ力」の応用であると思う。