DVDに収録されていない実験の解説も興味深いです。この本で「霜柱」を作ってみよう、という記事も載っています。もし余裕があれば、中谷宇吉郎随筆集にも収録されている「『霜柱の研究』について」を併せて御読みになられることをお薦めします。(例えば「雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集」(岩波少年文庫)をご覧下さい) 霜柱の出来る仕組みを調べる為の実験的アプローチ・思考過程が見事に説明されています。そこに書かれている実験をでんじろう先生の実験の続きとして試してみると面白いでしょう。
こうして日常の現象について、楽しみながら「考察→実験→結果の考察→新しい実験・・・」というプロセスを重ねることが出来れば、楽しく科学(=「科楽」)が出来ます。そのような「科楽」のスタートポイントとして、このような「でんじろう先生」の作品はお薦めできます。お子様とともに楽しんでみて下さい。お子様が「科楽」に目覚めるかもしれませんょ。(^-^)