文字が大きい・ルビあり・読者に親切
★★★★☆
小さな子供でも最後まで読めるように工夫されている本です。
文字がとても大きく、カタカナにもルビがふってあります。
特徴的な絵が、好奇心や冒険心を掻き立てます。
オネショで悩んでいないで
★★★★★
オネショから話は始まります。
オネショなんかに悩んでいないで、自然で探検していくことを楽しんでいけるかもしれません。
長さんの独特の絵は、子供の描いた絵のようにも見えるので、安心して小さい子でも読んでいけます。
だって、オネション様だもん
★★★★★
大きなさかなが、おねしょをしたヒロをオネション様だと思って迎えにきます。そんなオネション様に、たくさんの魚が願いごとをします。それは意外なことでした。そこに、あるさかなが登場して事件が起こります。
おねしょをすると親も子も悩みます。どうしていいかわかりません。そんな子どもの気持ちを汲むような物語です。なぜなら、オネション様も…だから大丈夫なのです。ひろい海をオネション様になって大活躍するヒロの姿は爽快です。
本書は山下明生さんの初めての作品です。山下さんは、少年時代を瀬戸内の海で過ごしたそうです。その体験が描かれていると、あとがきに書いてありました。海が大好きな子ども達に、特にオネション様に読んでもらいたい一冊です。