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荒海ノ津 ─ 居眠り磐音江戸双紙 22 (双葉文庫)

価格: ¥680
カテゴリ: 文庫
ブランド: 双葉社
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福岡弁も楽しもう ★★★☆☆
磐音とおこんは、関前で出会った博多商人箱崎屋の招待を受け、博多に滞在する。

大分県から博多への道のりなので、ぼくの故郷飯塚を通過するのだ。
それだけでも、読み応えのある本なのだ。
横道にそれるが、五木寛之の『戒厳令の夜』という小説にも、ぼくの故郷それも飯塚市と合併する前の庄内町が登場する。
するといっても、烏尾峠に入る前の国道の描写が2行ほどあるだけなのだけれど、それだけでもドキドキしたものだ。

さて、博多つまり福岡藩が舞台となっているだけあって、なぜか福岡藩の人々は、方言でしゃべる。
関前の人たちはそれほどでもなく、加賀の人も方言ではしゃべらなかったような。
長崎によったときは、少し方言でしゃべっていた。

著者の佐伯泰英さんは、ひょっとして福岡に思い入れでもあるのだろうか?
と表紙カバーの略歴を見てみたら!

なんと彼は、北九州市生まれ!! 道理で福岡弁が細かいと思っていた。
ますます、目が離せなくなったぞ、坂崎磐音シリーズ
やや勢いが・・・? ★★★☆☆
シリーズ22作目。
魅力的なキャラの活躍期待で一気に読み進めたが、今作は少し勢いが
衰えたような?
磐音の福岡逗留に何か意味があったのか?箱崎屋の『今後は新たな命
にて全国を旅するでしょう』という台詞が狙いだったのか?いつもの
作品のキレが感じられなかった。
いろいろな点が収束に向かう中、本シリーズもそろそろ完結かと思って
いたのだが、まだまだ磐音の活躍は続く?
磐音とおこん、当分江戸には帰れそうにない・・・ ★★★★☆
NHKでドラマ化されることも決まった、居眠り磐音シリーズの最新刊。
前巻で江戸から遠く故郷関前を訪ねた磐音とおこんは、請われるままに黒田家中の客人として博多に滞在することに。
一方、磐音のいない江戸では、友人にして貧乏御家人の次男坊品川柳次郎にお家断絶の危機が。
関前での仮祝言を経て、夫婦としての絆を深めた磐音とおこん、二人の仲が落ち着いた分恋のドキドキ感がやや薄れたような。その代わり、これから先もおこんにつきまとうであろう、「いつ夫が斬られるやもしれぬ宿命」が顔を覗かせます。
それにしてもよく考えると、次から次へと登場する娘キャラクターが全て美人ぞろい、ということにふと気付きました。やっぱり磐音ワールドは特別です。