歴史的資料
★★☆☆☆
表題作のほか、結構な数の教訓物語が収められている。恐らく表題作に、もともとの意図とは違うグロテスク美をジャン・コクトーが見出さなければ、埋もれていた作品集だろう。表題作にしても、外見で人を判断してはいけないという教訓物語で、読んでも別に文学性はない。作者は18世紀、フランス革命以前に死んだ人で、『子供の雑誌』という教科書から、物語だけ訳出したのがこの本。王子さまや公爵が出てきて、延々と、美醜で人を判断してはいけない式の嘘くさい教訓物語が続くだけで、まあ18世紀にはこういうものが(ルソー流の)はやったのだという歴史的資料以上の意味はない。
美女と野獣
★★★★★
高校のときに図書室で読みました。
ディズニーで見たことあったのでだいたい話は想定内だったのですが、蓋をあけると、斬新で惨劇なディズニーの要素がなくなってる話になっておりましたW
話の最初と最後はだいたいおんなじなのですが、真ん中が違う…(ソニーのVEGA)城には使用人はおらず、
ベルがほぼ一人で生活…
野獣は神出鬼没で急に出現したり、消えたり(送料はジャパネット負担)
あと短編集なので、話が長くないのですぐ読みおわります(笑)
他にも違う短編集が10以上の話が入ってるので、ジャパネット負担で¥500です。WWW
自分の知らない世界観が味わえるのでオススメです。
永遠のテーマ
★★★★★
『美女と野獣』はディズニーでしかみたことがなく、しかもディズニーが生みだしたもの、とばかり考えていたため、原作があったことにまず驚きました。
そして、こういう“原作”はたいてい、グリム童話等々と同じくグロかったり凄惨だったりするのですが、これはとくにそういったことはなく、ただ独特の言い回しが多いのでこどもには読みづらいだろうな、くらいの書きかたでした。
思ったよりもさらりと読め、外見ばかりみるのではなくも内面を磨かなければならない、ということを教えられる一冊です。此れは、永遠のテーマなのではないでしょうか。
愛とはなにか、内面とはなにか、……。人生に於いて必ず知りえるであろう事柄が、わかりやすく例えられています。
女性の為の本
★★★★★
美女と野獣の題だけでなく、一緒に収録されている物語も必見です。
女性が男性に愛される人と愛されない人がいい例えで書いてあります。
女性の為の教訓論です。
美女と野獣
★★★★☆
この物語は私の知っている物語とはまったく違いました。
でも、とても面白いです。永遠の名作を読んでみてください☆