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おだんごスープ

価格: ¥1,260
カテゴリ: 大型本
ブランド: 偕成社
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悲しみを幸せに変える本 ★★★★★
おいしそうなタイトルとは反して、読み始めの内容はとっても悲しいです。ですが、おばあさんの思い出のおだんごスープをきっかけに、周りの子供や動物の交流を通じて、おじいさんがだんだんと元気を取り戻して幸せを感じて生きていく姿は涙がほろりと出てきました。その変化の様子が挿絵にも現れているので、部屋の様子の変化を探しながら読んでいくのもいいと思います。おじいさんにとっての「おだんごスープ」のように、誰かの思い出になるような、幸せを感じられるような、そんな味を残したいと思える本です。
何度もよみかえしたくなるお話 ★★★★★


お話のおじいさんが主人公だということがミソ、思いがけなくて、
すごくイイお話でした。


5歳の娘も、何度も読んでも嫌がりません。
娘と、うたの通りにおだんごスープをつくって飲みました。


私の祖父は祖母の死後一年で後を追いましたが、こういうことが
あったらよかったのになあ、と思うと、ウルっときます。

私はおじいさんではないけれど、こういう気分になってしまうことが
よくあるので、大人にも元気づけになる1冊だと思いました。





スープの湯気で心も温まります。 ★★★★★
おばあさんがしんでげんきのないおじいさん。

ある日、おばあさんにこしらえてもらったあったかいおだんごスープをのみたくなり作ってみた。

自分のためだけに。

するといいにおいをかぎつけて小さな小さなお客様がやってきた。日を追うごとにおじいさんを訪ねる小さなお客様が増えていき、同時に増えていく洗い物のお皿たち、そして.....。

寂しかったおじいさんとキッチンやお部屋がどんどん明るさと温もりを取り戻していく。スープの湯気ですっかり心も温まる珠玉の物語。

すばらしい挿絵はカントリー、アンティーク好きな方も必携の1冊。

思いがけない幸せな一冊 ★★★★★
6歳の娘が本人曰く「適当に」自分で選んできた本。
でもとっても幸せな読後感を持てました。
こんな素敵な本を「適当に」であれ、選んだ娘を嬉しく思いました。

最愛の妻をなくしたおじいさんは、妻であるおばあさんの作ってくれたおだんごスープが食べたくなってしまいます。試行錯誤して買い物に行き、苦労して作っていざ食べる時になって、不意のお客様。

おじいさんの温かいもてなしの心。そして物語の楽しい繰り返しが幸せな一冊です。

心に残るフレーズ ★★★★☆
「おばあさんがつくってくれた、おだんごスープがのみたいなあ」
おばあさんを亡くした寂しさに無気力になっていたおじいさんは、あるとき思い立っておだんごスープを作ります。おばあさんの作り方を思い出しながら。
スープが出来上がり、さあ飲もうとするとドアの外にかわいいお客さま。おじいさんはお客さまと一緒にスープを飲みます。

スープを作るたびにお客さまは増え、そのたびにおじいさんは作り方を思い出してゆきます。そして最後には……。

子どもの好きな繰り返しのある絵本です。半年くらい前に図書館で借りて読んだのですが、「おばあさんがつくってくれた、おだんごスープがのみたいなあ」というフレーズがいつまでも心に残っているようで、娘は今でもこの言葉を思い出したようにつぶやいています。私もなぜかいつまでも気になっています(だからここでこうしてレビューを書きたい気持ちになったのですが)。
星5つではなく4つにしたのは、絵柄が個人的に好みじゃないためです(市川さんごめんなさい)。