自分が兄に対して冷たくあたったことを後悔し、一人悩む奈緒。幸せすぎる人は不幸な人の思いに気付かず、知らぬ間に傷つけてしまう…。
兄の優しさを辿る旅に出る奈緒。行き先は星が降るという伝説の湖。兄の残した思いやりを感じつつ、旅で出会う人たちの優しさにも触れていきます。
この世でたった一人でも自分を理解して受け入れてくれる人がいる。そのことがいかに幸せであるかを教えてくれるお話です。