月と地球の物語、完結
★★★★★
半年に渡ってリリースされた「夜明け前より瑠璃色な」ドラマCDシリーズの完結編。
今回は、リースが主役のお話となっています。
ストーリーは、現在のリースと、過去のフィアッカの記憶が交錯する形で進んでゆきます。
基本的にはシリアス展開なのですが、ところどころに挟まる、
リースの性格や話し方を活かしたコミカルシーンが、とても楽しいです。
コンシューマ版で新たに登場する「エステル・フリージア」と思われるキャラも出演し、
しっかりとファンサービスも忘れません。
第1巻よりストーリー中でしばしば取り上げられていた童話「空の恋人」も、
この巻で今まで語られていなかったラストシーンが紹介され、完結しています。
色々な意味で、シリーズの最後を飾るに相応しい内容です。
全巻購入特典は「オリジナルCD-ROM」と「全巻収納BOX」で、
他のシリーズと比べると、ちょっと豪華な内容になっています。
興味のある方は、早めに購入した方が良いかと思われます。