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1421: The Year China Discovered America (P.S.)

価格: ¥1,327
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Harper Perennial
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楽しめるが・・・ ★★★★☆
 バスコダガマより先に喜望峰を回りインドに着き、コロンブスよりも70年前にアメリカを発見し、マゼラン以前に世界を航海して回り、クック船長に先駆けること三世紀前にオーストラリアを、さらにはヨーロッパ諸国より四世紀前に南極を調査していた民族が存在した。それは中国人だったのだと結論付ける。そして、そのことを裏付けるに値する証拠を世界中から発見するのだが、僕にはその証拠から中国を結びつける過程がすこし強引ではないのかと思った。
確かにその当時、中国の航海術や、その他の分野に関した技術、知識、ノウハウがはるかにヨーロッパ諸国よりも上回っていたのならば、このことは史実として納得できるものかもしれないが、この本だけでそのことを確信してしまうのは早すぎる気がした。
できれば、歴史の教科書の内容が一部変わってしまう可能性のあるものなので、これについての正式な研究、調査などが待たれるものである。




「不思議発見」で扱われるほどミステリアスだ ★★★★☆
英語の用語にややむづかしいものが登場することはあるものの、雰囲気に引き込まれてどんどん読めてしまうほどミステリアスだ。途中こんなことまで書かずにもっと簡潔に先へ進めてほしいのになあ・・・などと思いながら飛ばし読みしてしまうほど、その先を知りたくなる本である。歴史学者でもない英国人がよくここまで中国のことを調べ上げたのにも感心した。鄭和のことは、永楽帝に仕え南海遠征を行ったということしか知らず、あまり関心をもったことがなかったので、証拠を示しながら筆をすすめられると、ええっ?という思いでひさしぶりに読書を楽しめた一冊である。ただ、中国の人名や地名の英語読みは、いつものことながら漢字でなんと書くんだろうと、ついついフラストレーションをおこしてしまい、最初のうちはスピードがあがらなかったが、内容の面白さに引き込まれ、それも次第に忘れてしまうほどであった。
1492は否定された ★★★★★
受験雑誌で覚えた、かの有名な”コロンブスのアメリカ大陸発見ー1492(石国ーいしぐに)”はこの本で否定されました。

15世紀の始めに、中国人が世界各地を探検してまわっていたなんて全く初めて知りました。とにかく興味深々で読みました。英文も難しくないと思います。南北アメリカ大陸、オーストラリア、ニュージランドなどに中国人のDNAを持った子孫がいるなんてー本当におもしろい本です。テレビの「世界ふしぎ発見」でもとりあげられましたね。興味をいっそうかきたてられました。

やがて、これが歴史の常識になるか ★★★★★
明の3代・永楽帝の15世紀はじめ、中国は世界の制覇を目指して海外に雄飛した。大航海者・鄭和は、6回にわたって世界各地を探検した。その6回目はアフリカまで達したことが分かっているが、著者メンジースは大胆な推論を展開する。大艦隊を4つに分け、世界中を探検したとする。中国ではその後、国策の転換があり、鄭和の業績は意図的に葬り去られる。著者は古地図研究の趣味があり、コロンブス以前の地図に南北アメリカ大陸が描かれていることに疑問を抱く。そして当時の技術や国力から、発見の業績は中国人以外にはあり得ない、と結論する。以後10年あまりにわたって、著者は世界中を取材して回り、沈没船や動植物、言語、DNA鑑定などおびただしい証拠を発掘して、この本をまとめた。ミステリーを読むよ!うに面白く、知的好奇心を満足させてくれる。著者のウェブサイトには、世界中からおびただしい証拠が寄せられており、秋には続編が出る予定で、それも楽しみだ。
面白い! ★★★★★
この本は本当に面白い!今までアメリカ人が信じた歴史(コロンブスはアメリカを発見した)を否定し、作者によると、アメリカはなんと中国人が発見されたそうです。しかも、コロンブスより半世紀早い!もちろん、様々の議論があるけど、私にとって、あまり歴史のことを考えず、小説のように読めば楽しいと思います。