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ふたたび、恋が訪れて (ラベンダーブックス)

価格: ¥900
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
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地味かと思いましたが、良かったです!!! ★★★★★
二人の子供を持つ未亡人と離婚経験者のロマンスです。
地味かもしれないという心配は、外れました。

未亡人は義兄に「妾になってほしい」と所望されるほどの美人(本人に自覚なし)
侯爵は戦争と妻の裏切りで、結婚はこりごりと宣言しつつも
神様に「どうか信頼できる女性を」と祈っちゃってます。
このヒーローが、なんだか、いいんだなあ。
誠実で、強くて、優しくて、自分に自信がなくて、ピアノがうまい。
そして、管理職だった人の頼もしさが、自然に表現されています。

この前、インフルエンザで寝ている間は繰り返し読んでしまいましたよ、自分。
いいんだなあ。
ちょっとね、うっとりしました。
心に残るロマンス ★★★★★
ここ2〜3年中に読んだロマンス物の中で一番いい作品でした。
この作品には、舞踏会などのキラキラしたものは全くでてきませんし、情熱的なホットな作品がお好きな方にはあっさりしすぎかもしれません。
好みが分かれると思いますが、その分、人物の描写がうまく、ヒーロー・ヒロインの細かな心の動きに何度も涙しました。
読後はじんわり心が温まり、あまりに感動して3度読み返しました。
カーラ・ケリーの他の作品も是非翻訳してほしいです。

心温まるストーリー ★★★★★
ヒロイン、ヒーロー共に心に深い傷を抱えています。特にヒロイン:ロクシーの子供たちの
かわいいこと、自称子供嫌いなヒーローウィン侯爵とのふれあいは、心温まるものでした。最後の40Pあたりは、涙ものです。全体的には、確かにロマンス色は強くなく、侯爵のウィンにしても、かなり庶民的で階級差はぜんぜん感じません。現代的ではなく古風で少し前の作風を感じるのですが、ページはとまりませんでした。久しぶりにロマンス一色でなく、それぞれ人物の感情ををうまく引き出してくれる品のいい作者にめぐり合えた感じです。次回作の翻訳を期待します。
いとしさと、せつなさと、前進する勇気 ★★★★☆
過去の心の傷をのりこえようとする男女の、深い愛の物語。

長い闘病生活ののちに亡くなった夫の死から半年、まだ悲しみから立ち直っていないロクサーナは、夫の兄から愛人になれば不自由のない生活を送らせてやると言われて衝撃を受けます。義兄から逃れるため、幼い2人の娘たちとともに隣地の領主館の離れを借りて移り住むのですが、そこに、領地を巡回してきた領主のウィン侯爵フレッチャー・ランドがあらわれて……。

戦争でのつらい体験と、妻の不貞による離婚で人嫌いになったウィンが、ロクサーナと娘たちと接するうちに心を開いていき、ロクサーナのために大きな「冒険」をするくだりが感動的です。つらい過去を受け入れて前進するヒーローとヒロインにとっては、勇気とユーモアが強い武器になっています。
かわいらしい娘たちのけなげさ、周囲の人たちの善意にも心が温まります。

原題は”Mrs. Drew Plays Her Hand”「ミセス・ドリューは自分の札で勝負する」という意味だそうです。カード遊びでどんなに悪い札が自分に配られても、勝負を下りることはできず、悪い札で勝負するしかない。この話は物語のなかで何度も出てきて、たびたび不利な状況に置かれるヒロインの勇気をふるいたたせます。重みのあるタイトルだと思います。

感動的な物語ですが、ロマンスの骨格をなす「愛の告白」があまりにそっけなく、不完全燃焼で終わってしまったのが残念でたまりません。
奥手な大人の恋 ★★★★★
さすがRITA賞受賞作品
2人の通い合う感情の温かさが、ホロリ
亡き夫の兄から理不尽な愛人契約の申し出。 未亡人ロクシーは2人の幼子と隣の領地のボロ屋に間借り、そしてある夜、その領主ウィン卿が(前触れなく夜中に来るから、自分の屋敷から閉め出し!)彼女のボロ屋に。 彼は強欲な(しかも!貞操なし)元妻と金の亡者な妹のせいで、女性不信で子供嫌い。でもロクシーと娘達にはメロメロ。また子供達の描写も秀逸で、読んだ人も、きっとハート溶けちゃいます。
さて義兄に追い詰められたロクシーの為にウィン卿の取る行動が、まさにヒーロー。まぁ彼にとって惚れた女を手に入れる棚ぼただけど、貴族の金と権力の杖じゃなく、文字通り身体張ってます。
ただでさえ、ピアノが上手く、眼鏡で読書家。本人は根暗と思ってるけどユーモアもある男。理想ですね。ロクシーは少し複雑な男心には疎いので相思相愛はかなり後半。それにエロチックなシーンはほとんど無い。けど、すっごくドキドキします。忘れてた恋のときめきってこんな感じだったかも。