まさむねと愉快な仲間たち
★★★★★
政宗が女だった…!という破天荒な内容ながら、戦に対する姿勢や、母・義姫との関係など、押さえる所は押さえている感じがイイカンジです。
個人的にツボだったのは、政宗の父と母のやりとりですねw
この漫画を購入しよう!と思ったきっかけが、政宗の父のポフポフ具合だったので!
設定そのものを受け入れられない人にはオススメできませんが、歴史モノのパロディ漫画だと思って読めばかなり楽しめる内容だと思います。
期待します
★★★★★
1巻と合わせて購入しました。
絵柄の可愛さに対し、何とも骨太なストーリー展開を期待させます。
義姫(東の方)が政宗を嫌っていたとされる史実と「政宗が女子だったら?」と言うIfを上手くリンクさせています。
十数年暖めた構想が有るとの事なので、続きに期待させてもらいます。
残念に感じたのは、男性キャラクターの体型(デッサン?)があまり格好良く無い事かな?
カバーを剥がした内表紙の小ネタも要チェック。
カワイイだけではありません!
★★★★★
女の子政宗がひたすらキュートな戦国絵巻……しかし一巻とうってかわってシリアスな雰囲気。
カワイイだけではありません。作者が十数年構想を練っただけはあり、辻褄あわせや伏線の張り方が実に巧妙!
歴史マンガとしてのポテンシャルも発揮されました。
伊達ものでは邪悪な敵役としてしか登場しなかった最上義光と鬼母・義姫の苦悩を丁寧に描き、輝宗の撒いた憎悪の種がのちの悲劇につながる因果という構成がいきています。
伊達側だけではなく、すべての人物を丁寧に描いているというだけでも、賞賛に値する物語といえましょう。
ギャグも減りはしたものの相変わらず好調。絵柄もきれいで連載時に加えて加筆もしてあり、作者の丁寧な構想と作品への愛情がキラリと光っています。