キレイな野菜や果物は、良い土壌で育ったから農薬使用量が少ないとか、ひょろひょろしているものは化学肥料の使用量が多いとかの記述が多く、農業をやっているものからすると笑止。
　有機無農薬では見栄えが良くないのは周知と思っていましたが。
　化学肥料と農薬を使用するから、良く育ってキレイなのが普通です。天候が悪いとひょろひょろしてしまうこともあります。
　消費者や流通がキレイなものを求めるから農薬が使われます。この本はかえってそれを助長しそうです。そのへんの意識が変わると農家も楽なのですけどね。
　それ以外の農薬の軽減方法では大体役に立ちそうな本です。

この本を読んで以来、野菜の洗い方や果物の選び方が変わりました。
肉に関しても以前より少し丁寧に脂身を切り取るようになりました。
近所のスーパーで売られている生鮮食品も、ほんのちょっとした
心がけとひと手間で、農薬も落とせて安心して食べられる。
無農薬野菜やこだわりの産地直送有機野菜のような、少し高価な食材を
毎日口にするのは家計的に無理なので、こうやって自分でできる
簡単なひと工夫、アイデア、本当に役立っています。