続々と新キャラが投入され、今回マヒロ＆パリエルの活躍が少ないのが少々残念。
しかし新キャラ投入で広がる世界観と結ばれていく因縁。起承転結の“承”としてはイイカンジか。

ただ今回の話でマヒロの株はちょっと下がった。いや、前回以上に笑えた部分あるけどねｗ
今後の挽回、飛躍に期待。

そしてなによりも第三姫カムバーク！

一巻を読んだときはどうかと思いましたが、
この二巻は、新しく出てきた勇者３人がいい味を出しています。
それぞれの視点からものを見る事で、世界観に奥行きが出ていますね。
主人公は打って変わって情けなくなってしまいました。
策が場当たり的になり、敵や味方の懐の深さに救われている面が大きいですし。
何か、策に溺れる底の浅さを暴露している感があります、
作者は狙ってそうしているようですが、これは主人公の成長フラグなのか、
それとも、主人公には更に深い底があるのでしょうか。
他の方の感想を見ると、同作者の他作品ともかかわりがあるようですが、
他の作品を読んでいない身としては、単一シリーズとして楽しめている今の路線を行って欲しいですね。