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鳥頭紀行 ジャングル編―どこへ行っても三歩で忘れる (角川文庫)

価格: ¥620
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店
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西原さんが際立っているようです。 ★★★★☆
 顔も知らないときに、やはり勝谷さんの本として読んでみましたが、西原さんがいいです。顔をしり、メディアに登場し、映画も見ると、やはり、すごい人だなと思います。
これも青春かもね? ★★★★★
 西原氏の著作は結構読んでいるが、評者はこの本が一番好きです。
 本書はちょっと特殊な構成をとってます。西原氏の他に、同行した勝谷氏と西田氏が執筆しており、同じ場面を3者3様に表現してます。
 なぜでしょう?西原氏の原稿が足りなかったのでしょうか?ひょっとすると、同行者にも原稿料が入るように気を使ったのかもしれません。
 そういえば、今となってはお茶の間のガス抜き役として、テレビ番組で偏狭なコメントを叫ぶだけの勝谷氏も、この頃は体を這って仕事をしてたんですね。お金は人を変えるのですね。

 なにはともあれ、3人バラバラで真相は“藪の中”な感じもしますが、極限状態での醜態をお互いがバラシ合うという企画は、結構上手く行ってます。この企画を考えたのは誰なのでしょう?文面からは勝谷氏ではないようです。とするとハセぴょんでしょうか?彼女は雑な仕事ぶりを一発のアイデアでリカバーする天才編集者なのでしょうか?

 それにしても、仲間同士で無茶な計画を立て、何かをやり遂げようとする。誰も自分の限界などは考えず行くところまで行く。何だかんだ文句を言いながら、マゾヒスティックに苦境を楽しむ。
 普通は若気の至りでやりそうな事を、いい歳した連中がやってるわけで、ちょっと羨ましいです。平均年齢は高いですが、これは“青春”ではないかと思ってしまう。
 本書がアマゾンの暑さに負けない清々しさを持っているのは、そんな理由かもしれません。 あと、本書中の写真の何枚かには西原氏の側に寄り添う鴨ちゃんが写ってます。この旅の終りに結婚の約束をする二人ですが、これらの写真にはすでにその兆しが現れてるように見えます。 

 この後、西原氏は鴨ちゃんという大厄介者を引受けると同時に、彼の得意とする戦場最前線の人間臭い世界と、アル中の鴨ちゃん自身というサブカル系漫画家にはかなり美味しいネタを手に入れたのです。

 もちろん愛も有ったと思いますが。
鴨ちゃんとの出会い、釣り人西原女史 ★★★★☆
西原さんの漫画と勝谷さんらの文章(カメラマン)で綴る、アマゾン釣りの旅と一部台湾編。

釣りする小説家が開高健であれば、釣りする女流漫画家は西原理恵子女史であろう。

それにしても波乱万丈の旅であり、酒、酒、そしてたまに仕事という羨ましいばかりのストーリーである。
開高さん的には「オーパ」なのである。

この旅で鴨志田さん(ビデオ担当、故人)は西田さんにプロポーズし結婚することになり、その後離婚、喪主として葬儀を行ったとされる。

西原さんも勝谷さんも、今や不動の地位をメディアで築き挙げたように思います。更なる飛躍を期待しています。
どこまでできるのか? ★★★☆☆
西原理恵子の本は何かを目的をもって読むものではない。
あまりに馬鹿な旅(かなり脚色されていると思うが…)であり、同行者と結婚までしてしまう。こういう本は二度と手に取らないかと思った。

でも手に取ることがある。

誰でもこういうことをしてみたい、という夢があるはずだが、私の場合この本がそれに当たる(らしい)。ゆっくり落ち着いて読むものではなく、ちょっと空いた時間に読む、というより眺めるもの(それはトイレの中だったりする。失礼!)

馬鹿はなろうと思ってなれるものではなく、正直に生きていけることが羨ましいのかも知れない。
みんな若かったんだなあ… ★★★★☆
あの「緑の地獄」アマゾンで前後不覚になるまで泥酔するわ、川の水をそのまんま飲むわ、
ワニやピラニアのいる川に無防備に飛び込むわ、船上で倒れて熱帯の太陽で火ぶくれになるわ、
改めて見ても、みなさん無茶苦茶やってます。
サイバラはもちろんのこと、かっちゃんこと勝谷誠彦氏も、今から考えられないほど体張ってます。
よくまあ無事で戻ってこれたものだと感心しますが、これが若さというものなのでしょうか。
もう10年も前の話なんですよね…。

体力的にはすごくきついんだろうけれど、楽しい思い出になる旅行だったんだろうなということが、
本の端々から伝わってくる…のは、鴨ちゃんが故人となった今だからかもしれません。

評価については、登場人物に思い入れのある人ならこれぐらい、ということです。
そうでなければ、星1つ減らした方がいいかもしれません。