先のお二人と同じ・・・ラストが清々しいです。
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一時期、買うのをやめたことがありました。(六帝の全面対決・・・。よくあるストーリーっぽくなったので。)
でも、ラストの評判の良さを見て中断していた23巻からまとめて最終巻まで買いました。藤本のが出す最後のラーメンも納得でしたし、ラストまでの流れも気持ちがいいです。最後のコマで出てくるラーメンが感動を呼びます。
こちらこそありがとうございました
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とうとう最終巻である。すっきり気持ちの良い最終回だった。第三の旨み成分であるキノコのグアニル酸は、確かに注目に値する。しかも現在のラーメン店では椎茸ぐらいしか使わないが、「雑キノコ」が妙に旨いように、キノコ一種類でなく数種類混ぜるという提案は、理にかなっている。ただ、作品中の癖のある外国産キノコと水っぽいエノキダケについては、現実的には素材として適さないだろう。
そして、この漫画の蔭の主役は芹沢。藤本と芹沢が全面に出る最後のストーリーは、最終巻にふさわしいものだった。
ちなみに、外伝風に「ラーメンふじもと」のエピソードを、不定期に書いてもらえるとうれしいなあ。
とにかく、ずっと楽しませていただいて、ありがとうございました。
見事な幕引きだ
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マンガ作品の終わり方は難しい。
急いで終わると、これは編集都合で無理やり止めさせられたなと感じる。
しかし、なぜ終わらせず醜態をさらし続けるのかと思うマンガもある。
マンガ作品を形作ってきた、さまざまな要素、さまざまな登場人物を登場させ、
しかも、当初より狙ってきたテーマを完結させるのは至難の技だろう。
ラーメンの多様性こそが、魅力の原点だと語ってきた主人公藤本浩平が、
浩平の退社を心配して訪れた両親との会話から、思い出した幼いころの思い出、
それが、自分の原点ではないかと思いだす、、、
本当に、ここまで考えて組み立てたのかと思わせるような出来栄えだ。
まあ、マンガを読んで下さい。