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赤き月の廻るころ なくした記憶のかけら (角川ビーンズ文庫)

価格: ¥500
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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飛び込んじゃえばいいのに ★★☆☆☆
今回、帯にも一言もありませんが「運命のグランド・ラブ・ロマン」第四巻。

なにかもう、こうなると「毒食らわば皿まで」の気持ちで読み続けています。ラブ好きなので「グランド・ロマン、どんと来い!」だったのですが、抗えない運命に翻弄される(←「グランド・ロマン」の私の個人的解釈です)、と言うよりも女心を読まないセクハラ王子様と、おかげで意地を張らざるを得ない王女様のバッドスパイラル…にいろいろ横槍が入る、みたいになっていませんか…。

前巻ラストで、ジェラールへの想いを自覚したとたん魔術によって記憶を失い、ロシュアの輿入れ要請をあっさり応諾してしまったレウリア。今巻でも義務感と罪悪感からロシュアを支えようと思います。…だったら殿下も柱支えた時とか、川に落ちた時とか先んじて足の一本でも折れば良かったのに!。

この先、今回ようやく捕まった(だけ)の黒幕は逃げ出して復活したりしないよね?。あとはロシュアから奪い戻すだけだよね?。彼もしっかり腹黒そうなので、殿下にやっつけられても自業自得と思えそう。あんな、いいとこ取りされっ放しじゃね…ジェラールのカッコイイところを見てみたいです。
ラブに関しては、強引にせまるジェラール→態度は嫌がりながらも心と身体はすっかり・・・のレウリア、以外のパターンもお願いしたいかな。

四巻分読んでも慣れないグランド・ロマン文体だけど、気合で読もう。と思っていたら巻末の次巻予告に“ジェラールにも婚約者候補が”って、またこじれる?!。この分じゃあと一、二巻では無理か。特設サイトも出来たそうだし、まだまだかな…。頑張れるかな…。
そこそこ・・・レウリアはグッド ★★☆☆☆
ビーンズ文庫のあるポイント企画のために手を出したんですけど、そこそこ面白いと思います。
私としてはレウリアの立ち位置が良かったと思います!王女に生まれながら訳ありの出自なので不遇であるとか、
何だかんだで狙われているけれど下心満載とか、愛する(一応・・・)恋人は自らスパイした敵国の王子であるとか、
逆境ロマンスとしてのヒロインはいい感じの立ち位置。これは気に入りました。誤解を恐れずに言えば、なかなか
周囲の邪魔があって大変なカップルっていうのが良いんですかね!ただ、うーん・・・色々切ないはずなのに、カップルの
やり取りとかその他のやり取りとか、ドキドキワクワクがあんまりないです。ラブよりループする意固地さが強し。ジェラール君の
挿絵はカッコいいんですけど肝心の中身が・・・です。レウリアに本命も当て馬さんもバッサバッサと振り切ってほしいというの
はごくごく私的な感想ですけど、そろそろクライマックスですかね。レウリアは健気で自己犠牲的でも強い子なので、応援したくなりました。
イラストは素敵なのですが・・・・ ★★☆☆☆
ジェラールと想いが通い合ったものの、記憶を失ってしまったレウリア。
そんな彼女とともに物語は進んでいくのですが、いまひとつ物語に入り込めません。
テーマが「グランド・ロマン」であるので、ロマンチックにしよう、ドラマチックにしようという
意気込みのような展開は感じるのですが、それを感じてしまうゆえに、逆に物語に
のめり込めないのではないかと思いました。

二人の恋も、レウリア視点から見ると押しつけがましさを感じてしまいます。
前巻のレウリアが恋を自覚する過程も、ジェラールに押し切られた感があるので、どうにも受動的です。
「時にどうしようもない困った男」というのは恋愛小説の過程に素敵なエッセンスを加えてくれるものなのですが、
ジェラールにそれを感じられないのが残念です。
キャラクターの性格も初期からやや揺らいでいるので(成長というには変化が大きいです)、少し気になりました。
キャラクターや文章はともかく設定自体には魅力があると思いますが。
今回で4巻目なのですが、続きを買うかどうかは悩んでいます。
だんだんと… ★☆☆☆☆
回を追う毎につまらなくなっていきます…。こういう作品も珍しい。
1作目が1番読めました。設定の粗さはともかくとしても。
レウリアはただのお人良しと化していて、1巻の気の強さはどこへやら。レウリアとジェラールのラブが見たいんであって、レウリアの能力の秘密とか、他所の国のお家事情は、はっきり言ってどうでもいいです。

次巻も買うか迷うくらいです。イラストはすごく好きなんですが…。