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赤き月の廻るころ 異国の騎士は姫君を奪う (角川ビーンズ文庫)

価格: ¥480
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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ヒーローを好きになれないと・・・・ ★★☆☆☆
以前からイラストに惹かれていたのと、世界観が面白そうだったので
購入してみました。

強気にレウリアに迫るジェラールと、特殊な立場に生まれたレウリアの
両国を股にかけた恋物語ですが、ヒーローであるジェラールを好きになれないと
この作品の魅力は半減してしまうかもしれません。

個人的には、レウリアがジェラールに恋情を寄せていく理由が今一つ不思議で
仕方なかったのが、残念でした。
例えば、ある女性からの心無い誹謗中傷を公的な場面で受けたレウリアに、高飛車な態度で
「求める気が無いお前が悪い」と言われたら、まずカチンときます(笑)
俺様で我が侭な性質のジェラールだから出来ることで、物怖じはしなくとも繊細さのある
レウリアには、願望はありつつも簡単には真似のできない事だろうと思います。
自分基準のヒーローにそこのもどかしさを汲み取ってほしいと思ってしまいましたね。
そのせいか後半の彼から恋敵ロシュアへの発言の立派さが逆に「そんな大人な人だったっけ」と違和感を覚えました。
レウリアはかなり魅力的だと思うのですが。

素敵な設定ではあるので、もったいないです。
続きに期待しています。
文章は読みやすいんだけど… ★★★☆☆
まだキャラを自分のものに出来てない感じがするんですよね。この方。別に文法におかしな点は特に見当たらないし、キャラの性格や言葉遣い、雰囲気も気にならないのに、何か物足りない。新人さんだから仕方ないのかな…と思ってしばらく様子を見ていたのですが1年経っても変化がないのでそう言う方なんだと割りきっている部分もあります。 一番違和感を感じるのが展開がすべて文章で表現されているとこかな。すごく上手な方なんかは、読んでいて物語に自分自身が引き込まれて行くような感覚になる物語を書く方もいるのですが…なんかこの方の物語はほんとにただ読んでいると言う感じ。この文庫はイラストが好みだからと購入した方も多いいと思います。ですが『身代わり伯爵』や『彩雲国物語』、『少年陰陽師』とまではいかなくても個人的に同時期にデビューした3人の中では一番かな…と感じてる方なので文章で読者の心を掴むことが出来るようになって欲しいと思っています。
お気に入りの作品 ★★★★★
著者さん、がんばれ。
ビーンズで一番期待してます。ありふれたストーリーだけど、文章が上手いから、面白い。続編は、絶対買うよ。
オレ様王子、ふんだりけったり・・・の巻 ★★★☆☆
運命のグランド・ロマン、第三巻です。
このシリーズでの「グランド・ロマン」って、表紙二人のラブの事って認識でいいんですよね?。ゆえに、話は二人の恋愛の成り行きのため、ライバルが頑張ります。オレ様王子の方へは、レウリアの異母妹がアプローチ。レウリアは自国の宮廷では、生まれ(異国出身の側室腹)と彼女の持つ魔力からかなり疎んじられ、正室腹の異母妹からも随分な扱いです。(この辺、一巻から「えぇ〜?」な設定だったけど、お父上、お兄上(次兄)、もう少し何とかならんのですか・・・と思ってしまいます。)
ジェラール殿下はレウリアを煽ろうと、この妹をアテ馬にしようとして失敗、もう、やることがお子様。レウリアはますます遠ざかる。おまけに二巻で登場のライバル・ロシュアとともにツァーリアへ行ってしまいました・・・。

ジェラールは、王太子になったのもレウリア(をゲットする)のため、とか言って、かなり一途です。・・・が、王太子なのにそれでいいのか?。グランド・ロマンのために政治は二の次?。第一王子、第三王子もあんなでブロウは大丈夫なんだろうか。レウリアは、国のため、民のためをけっこう考えているので、そんな事ではロシュアに持ってかれてもしょうがない気も。個人的には「王道」重視派なので、次巻以降の殿下の巻き返しに期待してますが。

今巻レウリアは自分の魔力と向き合って、精霊たちと対峙するなど随分頑張っていたように思います。でも彼女の周りって、恋愛ファクターの人ばかりで何というか、ツライです。全てがラブにつながる「グランド・ロマン」だからしょうがないのかしら?。ラブとは関係ない、理解者とか友達はできないのかな。

最後に、作中の会話部分、台詞のぶつ切れ(省略)には相変わらず読みにくさを感じます。地の文にはかなり馴れたんだけど。
あとグレイグは戦力外通告?。
今回はつまらない ★★★☆☆
シリーズの3作目ですね。ですが、これまでで1番面白くありませんでした…。ロクソンを訪れたジェラールの歓迎会での、レウリアと異母妹ミザレアのやり取り。ミザレアは出自と容姿だけが取り柄の高慢ちきという、お約束な設定。加えて、なかなか靡かないレウリアへの意趣返しに、やたらとミザレアに構うジェラールは、かなり最低。シリーズ1作目2作目とは、レウリアの印象がかなり違う気がします。この巻では「忌み嫌われる魔力を持つ為に、宮廷では微妙な立場」という設定が強く出ていて、レウリアはやたら弱気です。終盤、レウリアがジェラールへの想いを自覚しますが、それもちょっと安直すぎる感じ。で、ジェラールが喜んだのもつかの間、罠に嵌められすぐに忘れちゃったり。設定がありきたりすぎてつまらない。