永遠に完結しない、不朽の名作品。
★★★★★
少し大きいA4サイズで戻ってきました。二年程前にコミックス版で読んだ時の衝撃は今でもなお忘れることができませんが、このサイズで読むと衝撃波再びっていう感じがします。
内容としては、コミックス一巻分がそのまま載っているのと、カラー絵がいっぱい、幻の第6話ネーム、キャラクター各々の紹介、ドラマCDでの魅惑の名言葉集、ラフ画、そしてこれからラブ・プリズムがどのように展開していく予定だったかという、東城先生御自身の構想……。という風に、メモリアル、愛蔵版と言うのにまさに相応しい内容となっています。ファンにしてみれば、幻の中の幻とも呼べる第6話のネームを読めただけでも「買って良かった」と感じられることでしょう。ネームなので残念ながら完成した一つの作品として読むことはできませんが、こうなる予定だったという東城先生の考えはよく伝わって来ました。
永久に無理なことだけれど、先が読みたくなっちゃいました。読んだら絶対に続きが読みたくなること必至です。