絵柄が色々変わっていってる時の短編集なので
同じ作家さんなのに、違う作家を読んでいるような
一冊で多作家みたいなお得感？があります

こ○み○子風の個性的な初期
線画が細くて繊細時
（個人的にはこの時が一番好き）
キラキラした美形・美少年絵な後期

これだけ絵柄を変えといて
どの時期も中途半端になることなく、キチンと自分の絵にしているのがすごい

話もテンポがよくて、読みやすく
人物もイキイキしているし
出だしのニ作はＢＬらしくも切なさとラブが合って良かった
どの短編もエロエロなのでエロ好きにオススメです
アングルや道具やシチュエーションと・・・・
エロに力が入っています
「さすが、麗人！！」

勝手に表紙から「３Ｐか！？」と思ったけど、ちょっと違いました・・・・
全体の総評としてエロ目的で買ったので良かったです
しかもモロなのにグロくないので読みやすい

余談・・・・
エロを本当に愛してる作家さん
腹筋を愛してる作家さん
○○コ描写に力を注いでいる作家さん
などの、作者が何を思って本を書いてるのかが
本からも溢れるものだと感じるようになり
（私が勝手に汲み取ってるだけなんだけど）

東城さんはＢＬ好きだけど仕事で描いてるような
プロフェッショナルな感じを勝手に受けました
だからこそブレない良いものが描けるのかな〜？っと

８編の短編集で、そのうち３つが表題作シリーズです。
「ＸＹ」の番外編もあります。
表題作シリーズの一つ目はホントに古いモノで東城さんの絵柄の変化がものすご～くよく伺えます。昔の絵も今の絵もこの方の画力は羨望モノ。それだけにハードなＨシーンもさらに濃く感じられます。
お仕置き、好きな方におすすめ♪

ＢＬコミックスでこの内容度の高さでは、安いのではないでしょうか。