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耳袋の怪 (角川ソフィア文庫)
価格: ¥660
カテゴリ:
文庫
ブランド:
角川書店
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江戸幕府の財務官僚がまじめに集めた不思議なお話。
★★★★☆
怪談、奇談を江戸時代の勘定奉行、今ならさしずめ財務省財務次官?が大真面目で河童の話やら、人魂やらの話を知人、同僚から耳から聞いたまま嚢にいれ、嚢がいっぱいになったので本にしたもの。柳田國男はじめ現代ホラー作家に多大な影響を与えた。本書はダイジェスト入門用でうまく現代文に訳されていて、岩波文庫、東洋文庫などの原典になじみのない読者におすすめです。さて一番の怪は作者根岸鎮衛(ねぎしやすもり)その人物です。
怪しい話の典型
★★★★☆
『耳袋』(正確には『耳嚢』)は、江戸時代に南町奉行などを務めた根岸鎮衛が18世紀末から19世紀末頃に書き留めた怪奇咄集。身近で聞いた怪しい話、奇妙な話が10巻1000話にまとめられている。
本書は、そのうちの一部を選んで現代語訳したもの。非常に読みやすく書き改められており、ありがたい。
基本は聞き書きであり、短いものが多い。物語としての形式が整っているというよりは、不思議なエピソードがそのまま紹介されているもの。説明や結末がなく、投げ出されてようなものも少なくない。そこに味わいがあり、面白い。
一方で、合理的な解釈がなされているものもあったりして、不思議だ。
南町奉行が作者
★★★★☆
「耳袋」という本があるとは、聞いたことがあっても
なかなか目にすることがなかったので、
文庫でまとめた本書は、とてもうれしかったです。
訳文のみのため、近世文学を学んでいる方には
役に立たないと思いますが、
私のように「面白い話が読みたい」と手にするにはピッタリです。
遠野物語の怪異談と赴きがいっしょなので
お好きなかたにはおすすめです。
奇談好きにおすすめ
★★★★☆
「耳袋の怪」は根岸鎮衛が書いた「耳袋」から幽霊話・妖怪話・怨霊話を抜粋して現代語訳したものです。
1話が短く、とても読みやすい不思議な話が沢山収録されています。
多くの話の特徴として、「こういう不思議な話があった」と言う感じで書かれていて、その話の因果・因縁などが解明されていません。
それが、読む人にとってより話を創作された怪談とは違って、興味深い魅力のある話にしていると思います。
不思議な話・怪談好きの人は是非一読してみてください。