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騙し人 (集英社文庫)

価格: ¥560
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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考えずに読める・・・ ★★★★☆
氏の他の著作よりもフランクというか、コメディタッチで書かれているので、
頭の疲れている時に気軽に笑いながら読めると思います。

出だしから余りのコメディさに違う作家の本を買ってしまったのかなと
思ったくらい驚きましたが。。。
世界的詐欺師の手口を垣間見る ★★★☆☆
20年ぶりに落合信彦を読んだ。

チェチェンのテロリストが日本へ核弾頭を打ち込むとロシア政府を恐喝する。
ロシア外交官と日本政府からの要請で世界をまたに駆ける詐欺師が日本の危機を救うために乗り出す。

題材が詐欺師のためか、他の硬派名イメージの小説と違い、かなりばかばかしいタッチで書かれている。
プレイボーイを読む若者向けといった感じ。

但し落合氏なので、きっと本当の詐欺のパターンを面白おかしく書いたのであろうと期待する
もうちょっと真面目に書いて欲しかった ★★☆☆☆
おふざけが過ぎて、全然面白くなくて途中で止めてしまった。
著者の日本の政治家に対する落胆、軽蔑の表れか。
本書の反省に立って書かれたのか、騙人Ⅱの方がまだ最後まで読めた。
全くもって今ひとつ ★★☆☆☆
私の満足度は20点。この本の中では日本の政治家とマスコミを徹底的におちょくっている(実際、政治家の誰をモデルにしているのかもわかる)。落合氏としては新しい試みなのだが、読者は堕落した日本の政治家のバカな言動はよくわかっているし、それは国際的な裏情報でもなんでもない。その部分の描写はだらだらと非常にかったるく感じる。その贅肉を削ると内容的には単純で、実は弱弱しい。以前の著作にはよりダイナミックな作品が多々あったのだが。。。
キッスオフ ★★★★☆
天才詐欺師と前置きしていながら、交渉の流れは、少し味気なかった。しかし、キッスオフの段階になると清々しい気持ちになれたので4点にしました。