同世代の女性として好きだった小川範子さん。ふと懐かしくなり、ゴールデンベストと合わせて買いました。

こちらははじめて聴く曲が多いですが、ボリュームもあり、飽きずに楽しめます♪
愁いのあるしっとりした歌声が素敵ですね。

本人セルフセレクトによるベスト盤。インディーズ時代の「灼熱の国のアリス」や「ヴァンパイア」など妖しく語りかける曲や初期の背伸びした楽曲、ファン人気の高いアッパーな川村真澄の歌詞が切ない「イギリス海岸」。シングル曲は他のベスト盤で聴けるので、これでアナザー・サイドを一望。
ただし「波のトリコになるように」など近作のシングルは入れて欲しかったかな。

評価がイマイチの方も割といるのでびっくり。シングル以外の曲も、カップリングもいいし。しいていうなら、ゴールデンベストに漏れた曲と、そのとき、矛盾が入ってれば更によかったかな。もし気になる方は、シングル曲の入ってないニューアルバムと思って聞いて下さい♪

元々が女優＋アイドル歌手としてのベストという先入観から入るとこれがベストなのか？
という人もいるのであろうが、海外のアーティストなどはこういったベスト盤はごく普通
に出しているんです。ヒット曲は一切なしのアナザー・サイドのベストを本人が選曲する。
アルバムの中やシングルのカップリングにも小川範子の作品は名作が多いので、こうい
ったアナザー・サイドとも言えるベスト盤が出せたと言っても過言ではないと思います。
すでに、プレミアがつき過ぎてるインディーズからの作品からもチョイスされてるのが、
又、嬉しい限りである。

シングルヒットを収録したベスト盤より、売れることを意識して書かれてない作品にこそ、
小川範子の素顔を感じ取れると思うのは私だけではないはず。

セレフ・セレクション　すごくよかったです。
今までのシングルは聞きなれていて、最近の曲を知らなかったので、
歌唱力はあるので、またライブやCDを再開してもらいたいです！

ゴールデン☆ベスト-トーラス・シングル・コレクション-