笑ってる場合ではない
★★★☆☆
この本を読んだ人が取る行動が予想できます。
1.まず電源を切ったら、次に電源を入れるときにロック番号を聞いてくるように設定を変更する
2.携帯の中に残してある写真などはPCに写す
3.画像やメールで人に見られてまずいものは、見る際にロック番号を聞いてくるようにする
間違いないです(笑)
主人公は大手百貨店の企画室に勤める美人OL。
ちょうど今くらいの季節に、ランチを食べようとして暖かかかったので久しぶりに公園ででも…と思い公園のベンチでコンビニのサンドイッチを食べようとして、色々あってベンチの下に携帯を落としたまま会社に帰ってしまう。
その携帯を、前の会社をストーカー行為で首になってしまい、一家離散、自分はホームレスになってしまった人が拾ってしまう…。
携帯の中には色々な写真やメールが…。
この本は携帯を落としてから、最後にあっと驚く結末までの1.5日を描いてある。
これを読むと、私が最初に書いたことは絶対にしておかねばならないと大騒ぎする人がいっぱい出るだろう(笑)。
ケータイに対する認識を改めさせられる
★★★★☆
本書は私が吉村達也の本を読み始めるキッカケとなった作品です。
あまりに普及して誰もが持ちなれ、個人が他人の物も含めて所有情報の宝庫としているケータイ。
その危機意識が薄れた時、自分のトップシークレットが他人に漏れた時の危険性を考えたことがありますか?
いささか極端すぎるきらいがあったので星4つにしましたが、最悪の場合、本書のような展開は十分にありうると思います。
読み終わった時、ケータイの持ち方、情報の入れ方について、改めて考えさせられた作品です。
現代だからこその危険性を提示したサスペンスといえると思います。
ケイタイを落とした後の被害総額は?
★★★★★
芸能人でも「踊る大走査線」のヒロイン役の娘
ミズノミキ?さんが昔ケータイ落として大ピンチとブログに書いてましたが
明日はわが身
それの考えたくも無い怖い話
ケイタイの買い替え代だけ?
データの再入力?
被害がソレだけですむならマシですね
落としたケータイの中には写真・知り合いの連絡先・大事な情報
ケータイが高機能化するほどに落としたときのリスクは高くなっています
あなたの危機管理能力を高める為に
落としたときに困らないように
ただの他人の不幸とストーリーを楽しむ為に
色んな思いで読んでください
損したとは思わせない内容です
ケータイを常に携帯する気を引き締める為の一冊