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トヨタ式最強の経営―なぜトヨタは変わり続けるのか (日経ビジネス人文庫)

価格: ¥730
カテゴリ: 文庫
ブランド: 日本経済新聞社
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エピソードに価値あり ★★★☆☆
題名から想像するほどには迫力はなく、散漫な印象を受けた。ただしトヨタに属する人々の行動様式には感銘を受けるものが多く、その意味で価値はある。
トヨタを題材とした企業風土のケーススタディ ★★★★☆
トヨタの強みを、生産方式や在庫管理方式といった技術面ではなく、組織全体として常に改善をしていく企業風土に焦点をあてて記述している。トヨタ出身の金田氏と、「なぜ会社は変われないのか」に代表される企業風土改革専門家の柴田氏による共著。トヨタの歴史的経緯に裏打ちされた企業風土を解説した前半(おそらく金田氏の著)と、企業風土の一般的重要性を説いた後半(同柴田氏)が、やや連続性のないのは残念。トヨタの強さの解説よりも、柴田氏の企業風土のケース本として読めば違和感ない。企業風土改革に興味のある人、柴田氏の著作のファンには一読を薦めたい。
トヨタが強い本当の理由 ★★★★☆
レクサスの日本展開も始まり、いよいよ世界トップの自動車メーカーの座が見えてきたトヨタ。カンバン方式やJIT生産、カイゼンなど様々なキーコンセプトを生み出してきた同社だけに、制度面での「トヨタ方式」が注目されがちですが、どうも他社ではマネをしてもうまくいかない。なぜだろう?

著者は、トヨタの強さの秘訣をその形式ではなく、「問題発見中毒」であったり「まじめな雑談を好んで行う」ことであったり、「まずやってみる」ことであったり、「言い出しっぺが損をしない」という社風にあると説く。

本書は、著者のひとりである柴田氏の『なぜ会社は変われないのか』のケーススタディとも言える内容ですので、先にこちらを読んでから、本書を読まれることをおすすめします。

変化が激しいこの時代だからこそ、欧米の戦略論的なトップダウン方式とは異なる、現場が問題意識を常に持ち、常に変わり続けることで会社全体の変化を誘発していくような、トヨタのボトムアップ方式の漸進的な改革は生かされているのではないでしょうか。製造業に従事される方はもちろん、その他の業種でも役立つ本。全てのビジネスマンにおすすめです。

有名なコンサルタント柴田氏の本 ★★★☆☆
ベストセラー『なぜ会社は変われないのか』の柴田昌治氏の本。
トヨタ自動車の子会社で生産システムの改善に従事した経歴を持つ金田秀治氏とともにトヨタを論じた書。
組織開発にとりくむHR担当者への一冊 ★★★★★
トヨタのカンバン方式が方法論として書かれた書物は過去たくさんあったかと思いますが、本書はそのカンバン方式の根底に流れる思想や、あれほど大きなトヨタという企業グループに流れる共通の考え方やマインドという点にスポットを当てたという点で大変興味深い一冊でした。

強い組織をつくることのひとつとして、考え方の共有化をトヨタという企業のケーススタディとして紹介されており非常に具体的でわかりやすかったです。
日本発の組織開発論のテキストとしても最適です。