それは、ひとえにペットが飼い主に
無償の愛を捧げてくれるからだとこの書には
書かれている。
ひともペットも大事な家族、という時代である。
その家族を著者自らが失った悲しみを
自らの経験を元に、
「言ってはならない言葉」を集めているのは
非常に参考になると思った。
ひとの場合も同じであるが、
ペットを失ったひとにも、
結局のところ、ありきたりな言葉をかけるしか
ないのかもしれない。
ペットロスになっている友人にも、
そして家族を失った友人、
病気になった友人にも、
腫れ物に触るような態度ではなく、
ごく普通に話してくれるひとこそが、
本当の友人なのではないだろうか。