本上まなみさんの「写真付きエッセイ集」。今回もほんじょさんが頑張っています。
まず目を引くのがこの本の表紙。いいですね。花に蜂？が、ぶんぶん飛んでいます。
中に目を移すと、たくさんの動物が出演しています。
この本にある写真の中の僕がベストショットだと思うのは「私の”いいひと”」です。
ほんじょさん、なかなかやりますねぇ〜。
あと、写真に関係するエッセイ的文章もおもしろく読んでいて飽きません。
ぜひたくさんの人にこの本を読んで欲しいです。

買いたてのカメラで本上さんが撮った写真は、上手いとはいえませんが、非常
に味があります。その写真に、ほんわかしつつも面白いエッセイがついていて、くすくす笑いつつ、美味しそうな料理の話に、その料理が食べたくなり、
本上さんがまわった旅行地に行きたくなります。本当に、本上さんは、さりげなく購買意欲や食欲や旅気分を盛り上げるのが、上手いです。

女優にしておくにはもったいないくらい（笑）“書ける”女優・本上まなみ。
今度は文章を書くだけでなく、写真まで撮っちゃった！
これがその本、「ほんじょの天日干。」。

まぁ、プロではないので写真の技術的なへもさには目をつむるとして、その着眼点の良さは相変わらずです。
全体的に食べ物や動物、植物のネタが多いですが、普通ならなかなか目に付かないようなおもしろい写真がたくさんあります。
特に猫！
ストーリー仕立てになっていてかわいかったです♪

本上さんの作品に触れていつも思うのは、穏やかに生きていれば自然や生物の美しさや無意識に目と心に入って来るんだということ。
心がふと、優しい気持ちであふれてくるというか・・・。
忙しい日々を忘れさせてくれるんですよね～。

へもいという本上まなみ語がまさにピッタリの、愛すべき者達の写真がいっぱいの本です。この人独特の文章もキラっと光っています。アジアの料理もそれはそれはおいしそうに描写してあり、思わずよだれをたらしてしまいそうでした。ほのぼのとしていて、ぶらっと散歩に出かけたくなるような本です。