モタさんは立派なお医者様でもあり、その辺にいる癒し系のおじちゃんでもありました
★★★★★
これまでにもモタさんの本は何冊か読んできました。
全体に緩めで、癒やされる本が多く、一つひとつが心に残ってきたというわけでは
ありませんが、それでよいのだと思っています。
「逃げ出したい!」…の本からハッとしたのは、「子どもには『指示』せず『支持』を
する」の所でした。
言われてみれば、ガーン! もう小さな子ではないので指示中心の子育てはしていない
はずですが、ついつい余計なことを指示しているように思います。
「指示」ではなく「支持」してやることが大切だったのですね。
もう遅いかもしれないけれど、これからは支持者でありたいと思いました。
いろんなこと、緩め緩めに生きていこうと思います。
モタ先生の心の特効薬的な本でした
★★★★★
本の題名に興味を持って買いました。モタ先生ご自身の経験談などから、
あまりお堅い心理学用語を用いずに身近に起こり得るいくつもの逃げ出したい出来事から
「社会のしがらみ」にとらわれない生き方の「6つのコツ」を述べています。
日常のちょっとした「マイナスな出来事」から多くの良いアプローチが
出ているので判りやすく、読みやすかったです。
8章にまとめられている、この本でお堅い表現が無くさらっと読めて読んだ後は心が軽くなりました。
何だか悩み事やイライラすることはあれど、何だかスッキリせず苦手な場面も少々ありましたが本の中に心の特効薬・抗生部質的なものがありました。
思い込みや「逃げ出したい」という思いににしばられないで楽に生きていくコツをかなり教えてもらった気がしました。
どんなときも「もうひとつの道」がある
★★★★☆
精神科医でもある著者の文章と、その内容を要約した図解がわかりやすい本。
自殺が問題となっている昨今。どんなときも「もうひとつの道」がある、ことを忘れないで欲しいですね。
著者は2006年11月20日逝去されました。合掌。
確かに、逃げ出したい自分を救う本
★★★★☆
届いてから、数時間で読み終えました。
気に入ったのは、追い詰められた者の一手を将棋盤に置き換えて、
「先送りする」「ガマンする」「グチる」「逃げる」「人のせいにする」「逆ギレする」「自分を責める」というコマを示す図。
本編には、一手を出す前の準備運動をするための心理的知識が示されている。
精神科医でもある作者による善意を感じながらの文体で、体をほぐしてくれる一冊だと思う。