一見したところ数式がたくさん出てきますし、全体的に武骨ですが、電子回路についてわかりやすく解説されています。大学生のときに読んだことがあり、そのときも目から鱗でしたが、数年ぶりに読むとふたたび目から鱗でした。
　電子回路の等価回路についてわかりやすく解説されています。
　とはいえ、電「気」回路について、ある程度の感覚をもっていないと読むのは難しいと思います。その意味では中レベルだと思います。電子回路を習ったけど、よくわからない、忘れた、という人にはうってつけです。

初心者はまずこれを読むべき。頭の中にイメージが作られていきます。藤井先生の別著「アナログ電子回路」をいきなり読んでも分からなかった方は鱗が落ちます。2冊を同時に読んでも良いかもです。